1日7往復(KTMB)ですからねぇ 先日、JBまで「乗り納め」になるかもしれない「初乗車」をして来ました。 大勢のシンガポールやその他の国の方々がシンガポール駅だけでなく途中のブキティマ駅(現在は信号所として機能はしているらしい)にも現れて、写真を撮ったり列車を見送ったりしています。 中には年老いた方を連れて来た家族連れもいらっしゃって、きっと何かマレー鉄道に思い出があるのだろうと思わせるものがあります。 シンガポール国家のトラウマというよりも、マレー鉄道(KTM)沿線だけが数十年前の風景を保存した状態で、国家発展の障害になっているというところですね。 線路敷地を結構なお値段の都心の土地と交換してまで合意したのも沿線風景を見れば納得できます。 ご存知かと思いますが、海運で発展したシンガポール(シンガポール駅の向かいはケッペルです)。そして今は空運も国家の重要な柱となっていますが、陸運はシンガポールはそれに比較すればそれほど大事ではありません。 つながっているとは言え、ようやく近代化が始まったマレー鉄道、その先はタイ国鉄、そこから向こうへは、さあどうしましょう。(笑) 現在でもKTMが7往復、Eastern & Oriental Express が不定期というかKTMの時刻表外で運行、貨物列車がちょっとだけ走っているらしい程度です。 シンガポールの人は乗車はシンガポール駅しかできないのでタンジョン・パガーまで来るものの、下車はウッドランズでもできるので、シンガポール駅で下車する人はぐっと少なくなります。(この先「記念乗車」で増えていくと思いますが) シンガポール・JB間の交通は両国ともに重要な関心事ですので、ウッドランズのチェックポイントだけでなく、マレーシア側もJBの新CIQ(出入国関連施設)、新駅(JB Sentral)など目を見張るような変わりようです。 KTMのような在来の鉄道ではなく、むしろ近代的な都市鉄道でなければ今後の両国の発展に対応できないレベルと言っていいでしょう。 シンガポールの人はJBまではMRTで行けばいいし、マレーシアにして見ればKTMの始発駅としてJBが賑わってくれればいいでしょう。 新聞記事は鉄道写真家の方によるものですね。(都心部から駅まで徒歩5分は、ちょっとつらいですよ。笑) 日本の旅行会社のマレー鉄道乗車体験ツアーにも遭遇しましたが、これも増えそうです。^^;) シンガポール駅を中心とするマレー鉄道情報に関しては、いくらかお答えできますので、ご興味のある方はご質問の投稿をしてみてください。