再三書いているのだけど、私は徹底したクレカ、電子マネー派で現金は人との飲み会の割り勘くらいでしか使わない。(最近、ついに宝くじもクレカで買えるようになった。あとはサイゼリヤくらいか・・・)日常生活用のクレカは某社の1%ポイント還元カード、非日常(?)にはUAのセゾンカードを使っているのだけど、最近のマイルの価値は「購入金額の1%ポイント」と比べて、どうなのだろう。
諸般の事務用で上海、香港、シンガポールを一週間で回ってくる航空券を手配するため、久しぶりにUAのマイレッジを使ってみることにした。ご存じのように最近のUAのサイトは、特典航空券も有料の航空券も一元的に扱うようなっていて、非常に使いやすい。東京-上海とシンガポール-東京は取ったのだが、香港-シンガポールはスカイスキャナー、Ctrip(どっちも同じ・・・ではない。)で見る限り、1万円前後でじゃんじゃん(?)出ている。元々、最初のイメージでは上海、シンガポールのオープンジョーチケットのつもりだったので、ここはLCCに頼ることにした。
問題は上海→香港で、今までの経験では、上海→深圳、広州など国内線の方がかなり安い。またスタアラのチャート上、深圳なら8000マイルだが、香港は15,000マイル必要なので、上海-深圳で見ることにした。するとJuneyao Airlinesというのが引っかかってくる。スタアラのJuneyao Airlines?・・・吉祥航空のことだった。吉祥というのはピンインではそう書かないので不思議に思っていたら、どうやら親会社(上海均瑶集団有限公司)の名前とのことで、ったくなあ。
ところが、現在の航空券相場は上海→香港は10,000円以内であるのだけど、深圳行きはそれよりもやや高いくらいになることが判明。UAは特典航空券の場合「直前予約料」というのがあり、それを入れると深圳まで「9000円+8000マイル」になる。これで特典旅行にすると「マイルの浪費」以外の何物でもないので、気心の知れた「春秋航空」で香港に直行することにした。
直前予約料がなければ830円(UAのサイトのいいところは、特典航空券を使った場合の全手数料・燃料加算費用が明示されるので、これもわかりやすい。)なのだけど、それで8000マイル使って深圳にいくのと、10000円で香港まで行くのなら、後者の方が明らかにお得な気がする。また、目的地が深圳だった場合でも、香港まで行って戻るのも・・・と色々と考えてしまう。
いずれにしろ、1マイル=1円を割り込む事態になったら・・・長距離線はまだマイレッジの楽しい旅行(UAの場合、コンピュータがそれはそれは楽しい経路やら航空会社を示してくれる。)の意義があるかも知れないが、近場の「マイレッジ旅行」はどんなものなのだろう?今回はそれプラス中国国内線が必ずしも安くない、というのは少しびっくりだった。ただ、時間的にもっと前(一ヶ月以上)の予約であれば違う結果なのかも知れないが。でも、そもそも「マイルを貯める」こと自体にやや?な気がしてきた。・・・・
シンガポールからは便がなくて、シンガポール-香港をSQ、香港-成田をNHで香港4時間待ちという、青春18切符みたいな(?)ことになりそうだが、朝からずっと酒浸りの1日を過ごせたらと思っている。青衣あたりで昼飲みできる場所を探しにかかっている・・・・。