カシュガルまでホテルを予約してあとは風任せで旅をしてきました。親切な人に出会って思いもしない場所にも行きました。パキスタンの情報を集めるのに意外と少なかったのでお役に立てればと思って宿泊した場所・感じた事も含めて書いておきます。
<北京>
トランジットの為、空港近くのユースホステルに1泊。中国では全くインターネットもラインも出来なかった。
北京のターミナルはAとBは隣同士だがCターミナルはシャトルバスで10分ほど乗る距離にあった。
<カシュガル>
パミールユースホステルに4泊。居心地よかった。日曜アニマルマーケットとイェキシェンベバザールに行く。カシュガルの人たちを見ていてすごく悲しい気持ちになった事がある。カシュガルの人々はすごく規則があった。決まった道を通る度に荷物検査やパスワード?提出。旧市街に行くと家々の2~3メートルおきには中国の国旗を立てなければいけない。一番驚いたことは夜に町内の人が集まり中国語の勉強会をしていた事。勉強会は週に3日間程で家でも勉強しなければいけないとか。1人1人立って中国語を言って周りから拍手されるという場面も見かけた。いつかカシュガルの人たちが使っている言葉は無くなってしまうのかもと悲しくなった。空には自衛隊の様飛行機が何回も飛んでる日もあった。ずっと平和なカシュガルであって欲しい。果物はふんだんに売られていて「ウーハーゴォ」という果物が美味しかった!味はイチジクの熟した味。右手を胸に当てて「アッサラーム・アライクム」と言うと皆にっこり笑ってくれた。タシュクルガンに行くまで検問があったがそこでは見張りの為かヘリコプターが飛んでいた。
<タシュクルガン>
K2に1泊。54元。居心地よい。タシュクルガンに向かうのにノンストップバスに乗る。70元で10時発。ノンストップだけれどカラクリ湖に停めてくれた。とても風が冷たく寒かった。乗車6時間半。このバスでペシャワール在住の男性と知り合う。ペシャワールは安全と聞いたので行こうと決める。ついでにペシャワールでのホテルも聞いて控えておく。スストに向かうのに10時過ぎにチケットを買い、タクシーでカスタムという所まで乗り(5元)そこからバスが12時に出発(225元)だがバスが動いたのは13時。クンジュラブ・ポートのカスタムオフィスのバスが1日に1便なので半日の時間が無駄になる。国境付近では雪がちらついていた。スストまで6時間。この時ギルギット在住の男性と知り合い、後になってとてもお世話になる。
<パスー>
スストからパスー(乗り合いタクシー 500R)。パスー・ピーク・イン1泊。オーナーのアクバルさんはとてもお喋り好き。夕ご飯は3種類あり、250Rのカレーを頼むが全く美味しくなかった。KKHを歩いて散歩した。近くに村があり早朝には牛の乳しぼりのお婆さんや奥さんに会う。早朝にKKHを歩いていたらデコトラのお兄さんが「乗るか?」と停まってくれる。あまりにも突然だったので断ったが後で「乗せて貰えばよかった」と後悔する。
<グルミット>
パスーからグルミット(ヒッチハイクでグルミットまで)。若い青年3人に乗せてもらう。車の中で写真撮影会。車を降りた前にホテルがあったのでそこに1泊。2000Rを1500Rにして貰う。近くの村に散歩しに行くと偶然、結婚式の後の食事会がありそのお家にお邪魔させて貰う。親戚中が集まっての大食事会、珍しい民族衣装も見られた。沢山の写真を撮らせて貰ったので後でeメールで送ると約束する。