仙台に着いたのが14時半頃。仙台での目的はまずは秋保温泉の秋保ワイナリー、その後は飲みながら仙台に戻り、勾当台公園のカプセルに泊まる予定だった。仙台から秋保温泉行のバスはたまたま接続が良く、すぐに乗れたのだけど普通の街中バスなのに大荷物を持っている観光客が多い。生活路線なんだろうけど、何とかならないものか・・・
なお、秋保温泉はガイドブックを見ていても、どこで降りればいいか非常に分かりにくい(と私は思ったが)が、「秋保の里センター」という観光案内所もある拠点があるので、ここで降りればそんなに不自由せずにどこにも行ける。
秋保ワイナリーは何回か書いたことがあるが、営業を始めてからは初めて行く。
http://akiuwinery.co.jp/
自社畑の葡萄はかなり立派になっていたが、昨年、初めての収穫・醸造を行い、今年の秋くらいから自社葡萄ワインがリリースできるのでは、とのこと。まだ買いぶどうによる醸造だが、山梨の甲州を最初に飲む。
グラスワインは小と大があり、大でも90CCで400円というえらく安い価格設定である。ただ、この甲州、これだとやや修行が足りないのでは・・・という感じだった。次に青森の生食ぶどうのステューベンから作った白、ロゼと続けてもらう。ステューベンのワインは記憶している限りでは初めてのような気がするが、香りがいい。白とロゼでだいぶ趣が違う。つまみのハム、チーズのセットもほとんど地元産ということで、だんだんとワイナリーの地産地消の目標には近づいているようだけど。
せっかく温泉に来た以上、やはり温泉に入ることにした。秋保温泉はどちらかと言うと日帰り湯は各ホテル、旅館の立ち寄り湯を利用してくれ、のような傾向が強いが、公共温泉「秋保温泉共同浴場」があり、そこに行ってみた。ところが超満員。カランが二つ、浴槽は数人も入れないくらいで、ここをお勧めしていない理由が分かった。もちろんかけ流しのかなり熱いお湯で、温泉自体はすばらしい。人の少ない時を見計らってこそっと入るくらいがいいかも知れない。