レポート

浜通りを走る・・・常磐線踏破記その3

公開日 : 2017年07月19日
最終更新 :

仙台に着いたのが14時半頃。仙台での目的はまずは秋保温泉の秋保ワイナリー、その後は飲みながら仙台に戻り、勾当台公園のカプセルに泊まる予定だった。仙台から秋保温泉行のバスはたまたま接続が良く、すぐに乗れたのだけど普通の街中バスなのに大荷物を持っている観光客が多い。生活路線なんだろうけど、何とかならないものか・・・

 なお、秋保温泉はガイドブックを見ていても、どこで降りればいいか非常に分かりにくい(と私は思ったが)が、「秋保の里センター」という観光案内所もある拠点があるので、ここで降りればそんなに不自由せずにどこにも行ける。

秋保ワイナリーは何回か書いたことがあるが、営業を始めてからは初めて行く。
http://akiuwinery.co.jp/
自社畑の葡萄はかなり立派になっていたが、昨年、初めての収穫・醸造を行い、今年の秋くらいから自社葡萄ワインがリリースできるのでは、とのこと。まだ買いぶどうによる醸造だが、山梨の甲州を最初に飲む。

グラスワインは小と大があり、大でも90CCで400円というえらく安い価格設定である。ただ、この甲州、これだとやや修行が足りないのでは・・・という感じだった。次に青森の生食ぶどうのステューベンから作った白、ロゼと続けてもらう。ステューベンのワインは記憶している限りでは初めてのような気がするが、香りがいい。白とロゼでだいぶ趣が違う。つまみのハム、チーズのセットもほとんど地元産ということで、だんだんとワイナリーの地産地消の目標には近づいているようだけど。

せっかく温泉に来た以上、やはり温泉に入ることにした。秋保温泉はどちらかと言うと日帰り湯は各ホテル、旅館の立ち寄り湯を利用してくれ、のような傾向が強いが、公共温泉「秋保温泉共同浴場」があり、そこに行ってみた。ところが超満員。カランが二つ、浴槽は数人も入れないくらいで、ここをお勧めしていない理由が分かった。もちろんかけ流しのかなり熱いお湯で、温泉自体はすばらしい。人の少ない時を見計らってこそっと入るくらいがいいかも知れない。

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2件のコメント

  • 秋保温泉共同浴場=ここをお勧めしていない理由が分かった。

    隣のお寺の前が駐車場の所ですね。

    地元の人が自宅のふろ替わりなので観光客は旅館の日帰り温泉を選ぶ傾向が強いでしょう。

    あそこに行ったら有名スーパーの観光客の9割が買う(多分)「ぼたもち」を買って食わないと。

    さすけねえは行くと「煮物」も必ず買います。

    成功を祈る!

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    Re:秋保温泉共同浴場=ここをお勧めしていない理由が分かった。

    さすけねえさん、こんにちは。

    前回は山形側から観光バスで行ったので、秋保温泉の中ももちろん、仙台市内との位置関係もよく分からなかったのですが、今回ようやく分かりました。温泉によっては、共同温泉をウリにしているところもありますけど、ここはキャパシティとの兼ね合いで無理ですね。・・・・

    私は辛党だ、ということをご存知ではなかったですか?世の中、スイーツが全くなくても生きていける。という人がそこそこいますが、私もその一派です。泊まるのだったら、さいちでつまみを買い込んで・・・というのもアリですね。ここもCGC加盟の「イオンに負けるなローカルスーパー」の一つなので、応援しなければ・・・ということでペットボトルのお茶を一本買いました。

  • 浜通りを走る・・・常磐線踏破記その4

    センターに戻り、愛子行のバスを待つ。愛子までが30分くらいだろうか。仙山線も仙台からここまでは20分に一本くらい走っている。北仙台で降りて、西友の向かいの路地を入ったところの「二喬」というお店に入る。ここは日本ワインと日本酒に強いお店なのだけど、日本ワインはさっき飲んだ秋保ワインと、たまたまだが小布施ワインを3種も置いてある。

     こんな品揃えのお店は初めてでびっくりしたのだけど、仙台まで来て小布施を飲まなくても・・・ということから日本酒に変更。DATE7という一度飲んで見たかった純米酒をいただく。宮城は酒米だけでなく、ササニシキの日本酒に力をいれてるそうで、さらに二杯ほど頂いて、店主と宮城の日本酒の話をたっぷり聞きつつ、最後に小布施の酸っぱい白ワインで締めてからお店を出る。

    地下鉄で勾当台公園まで出て、まずはカプセルにチェックインしてから、定禅寺通りに面した「無垢とうや」に入る。
    http://to-ya.jp/muku/

    ここは仙台のローカルチェーン店だが、ちょっと高めだけどやはり日本ワインと日本酒に力を入れているお店。メニューを見るとグレイスワインの「グリ・ド・甲州」、ココファームの「農民ロッソ」・・・ということで、気合が入っているなあと思いつつも、やはり、仙台まで来てこれらを飲まなくても・・・という気がしてしまった。

     岩手・山形は東北ワインのの大産地なのに、二つのお店とも両県のワインを扱っていないのは、天下の宮城県だから・・・という気がしないでもない。DATE7をもう一杯(好き嫌いはともかく、このお酒は仙台でもそんなに飲めないときいたけど・・・)もう一杯とうやオリジナルのお酒ももらう。ここで食べたのは最近はやりのホヤで、冬なら牡蠣だろうけど今の季節はホヤ・・・昔から密かに思っているが、ホヤって赤ワインにも合うのではなかろうか。

    昼間のSF映画のせいもあって、そこそこ飲んでしまったけど、お開きにしてカプセルに戻る。翌日は9時に渋谷で用事があったのではやぶさ2号で戻らなければならない。が、仙台まで来るならばここで食べないと・・・というお店を一つ忘れている。半田屋である。駅のすぐ近くに24時間店があるので、翌朝は4時半起き、5時に宿を出て駅まで歩いて5時半には半田屋BiVi店に入っていた。

    池袋に来たなら大戸屋へ、と言う人は少ないかも知れないが、半田屋はまだ北関東くらいまでしか来てないので、少しは、仙台ッ気が残っている気がする。駅のすぐ近くでこういうお店があるのは非常にうらやましい。朝ご飯で全部で600円分くらい頼んだら、危うく残しそうになった。注文には慣れが必要であるが、やはり安くておいしい。・・・

    6時36分発のはやぶさに乗り、大宮で乗り継いで渋谷に着いたのが、8時45分。こういう時は新幹線のありがたさをつくづく感じる。ということで、前半と後半がえらく違う旅行になったが、浜通りは・・・しばらく注意してみておきたい。

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