レポート

ザンビア(ルサカ)のお金事情

公開日 : 2017年03月05日
最終更新 :

ルサカは実質半日くらいしかいなかったので、大した話はできないのだけど・・・。

まずはザンビア・クワチャ(ZMW)との出会いはタンザン鉄道だった。ちなみにクワチャは2013年にデノミを実施し、それまでのZMKからZMWという表記に変わって0が三桁落ちている。(1ZMW=1000ZMK)ネットのブログをみていると、ZMK時代の数字で書いているのもあるので、注意が必要である。

タンザニア国境を越えたのが23時半で、ザンビアの国境駅ナコンデに着いたのが23時過ぎ。(1時間時差がある。)この夜中でもイミグレ職員がやってきてビザの発行と入国審査、それが終わってから「チェンジ、チェンジ、チェンジ」と両替屋がやってきた。なぜか両替屋はこの一人しか来ない。ここでの両替はあらゆる書物やネットで「レート悪し」となっているが、そうは言えども、そもそも終点のカピリ・ムボシ(以下、現地の言い方に習ってカピリ)にいつ着くかも分からず、カピリの駅にATMがあるかどうかも分からず。(ダルの駅にはない。)とりあえず、ルサカまでのバス代と列車内の食事代は確保する必要があった。

まず、手持ちのTZS12,000を出したら、45ZMW。(本当はいけないのだが、言い値でダン)。45では飯代にも事欠くということで、手持ちの20ドルを出した。感覚的には200ZMKであれば、ラッキーだろう、と思っていたが、くしゃくしゃの20ZMWを何枚かくれた。両替商の目の前で数えた。「・・・セブン、エイト、ナイン。・・・ナイン?」「ナイン」「・・・・。」ということで20ドル=180ZMWで成立。10%くらいならしょうがないか。・・・こうして225ZMWをゲット。ちなみにカピリ駅にはATMがなく、着いたのが24時半だったのでうろうろもできず、カピリの状況は分からない。あとで、列車内の食堂のお兄ちゃんに同室の人が両替を持ちかけたら、20ドル=140と言われたそうで、車内の「闇両替」は期待しない方がよい。

ザンビアの銀行もやはりスタチャン(特にJICA推薦)、バークレイズなのだけど、ダルよりはお店やATMがたくさんある印象だった。また、FNBも勢力が大きくやはり「南部アフリカ」に来たのだなあ、と実感。後で分かったが、カイロ・ロードの駅の裏あたりの場所にはバークレイズの支店とATMが並ぶところがある。

ルサカに着いてカイロ・ロードにスタチャンのATMがあったので、そこに行く。香港と同じマークで、ある意味安心はできるのだが・・・。ビックカメラJCBを入れると、こっちはCIRRUSネットワークしか出てこない。が、「紙が切れているので取引記録が出せませんが続行しますか?」みたいな表示が出た。丁寧というか、そんな表示を出すくらいならきちんと補給しろよ、というべきか・・・ここでも20~40程度のAccsesFeeという表示が出たのだけど、いくらだったか覚えてない。1000ZMWを引き出して終了。

これについては七日後に返済で1ZMW=11.75、利息20円で計11,770円を返済。やはりAccessFeeはJCBが負担している。が、やはり20円の利息だと若干気の毒な気もするが・・・・ザンビアも日本円の両替商がいないので、キャッシュとレートは比較できないのだが・・・・・。

ルサカの方がダル以上にクレジットカードが使えないような感じだが、唯一行ったLevy Junction Shopping Center(別途書くがここは天国のようなところだった。)の南ア資本の「Food Lovers」(香港のCity Superみたいな趣きで南アにはこんなおしゃれなスーパーがあるのかと感心。)で49.80ZMWをセゾンVISAで切ったところ1ZMW=12.0282円で上記キャッシングと同じ日のため、やはりレート的にはキャッシングの方がいい、くらいが判明したことか。

物価、についても偉そうに言えるほど見て回れず残念。カピリ→ルサカのミニバスが70ZMW、ルサカ・インターシティバスターミナルから空港までは300払った。2014年のJICAの200以上、2013年版のロンプラ、日本大使館の150では難しい気がするが、これも別トピで。

ということで、ルサカもATMで十分ですよ、というのが結論である。








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1件のコメント

  • 国境の両替商

    世界の共通点はボッタぐりレートは当たり前。
    相手にしなければ現地通貨は手に入らないが、ボクはすぐさま現地の訳の分からないカネなどつかまされたくない理由で当該国へ入国てしてもいつもユーロ札のまま。
    時間を持て余すというよりは、試しにほんの少ししてやるか程度だが、結局出る時にはカタールリャルなどに換える
    ゆえに露天や出店で買ったことがない。いつも何処でも現地の職人の手際を見ているだけ
    米$中心な地球上?ではあるがボクにとって米$は紙屑にしか見えない
    たいらさんは他の旅スケとは違った見方だと思っていたれどま~いいか、これからタンザニアなどを計画する旅スケ達にとっては♪

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