アンコール遺跡の廻り方

先日行ってきました。

2月24日から3月1日まで夫婦でアンコール旅行に行って来ました。
私達は2度目のアンコール遺跡だったので朝日、夕陽は行きませんでした。
観光１日目はブレアヴィヒア、コーケー、ベンメリアの現地ツアー。
2日目はネットで知り合ったガイドさん案内でクバール・スピアンとバンデアイスレイをプライベイトツアー
後の2日はトゥクトゥクをチャーターしてアンコールトムやワット、タブロム等小回り、大回りコースに行きました。
また、2日目3日目は早めにホテルに戻り夕方パブストリートに出かけ、フットマッサージ受けたり、食事したりしました。
その時のガイドさん曰く、観光客が少ない時間帯は午後1時前後だそうです。実際、バンデアイスレイを1時前に行ったら、人が少なく帰るころに中国人の団体が押し寄せて来てました。アンコールワットも1時前に行ったらやはり観光客が少なく、第三回廊も並ばなく上がれました。もちろん第三回廊も人が少ないのでのんびり出来ました。
やはり、帰るころに人が押し寄せてきました。
ただ、バイヨンや、タブロムは時間帯が悪かったので大勢の人で疲れました。
これもガイドさんに教えてもらったのですが、アンコールワットの朝日を見に行かれるなら、その後そのままアンコールワットを廻ったほうが人が空いているそうです（第三回廊を含む）。団体客は朝日を見たら、一旦ホテル
に戻るためです。
それと、蛇足ですが、アンコールトムでの像乗り体験がテンション上がりました。

無理なスケジュールではないが、

2月1日からアンコールワットの入場料が大幅に値上げされた（1日券37USD、3日券62USD)ので、1日券ですべて回ってしまう計画なのかと思ったら、別の日も考えているということなので、その辺も考慮してスケジュールのポイントを少し書いてみます。
まず、アンコールワットからの日の出鑑賞ですが、3月のこの時期の日の出は5時半～6時ごろではないかと思われます。春分の日の太陽はアンコールワットの中央祠堂の塔から出て、西参道と一直線に並ぶところが見られるとされています。この光景を鑑賞してから第三回廊への登り口に行って、列に並び開場するのを待つのは、無駄のない行動だろうと思います。次に11時までにシェムリアップに戻るには、アンコールトムにあるバイヨン他のお寺の滞在時間を調整すれば、いくらでも可能でしょう。下見ということにして翌日、見て回ることもできます。
午後のスケジュールは逆に余裕が十分あると思います。バンチィアイスレイまでは車で30分ぐらいですし、車で5分程で地雷博物館があります。この博物館も小規模なもので、30分もあれば十分見て回れます。3時過ぎにはプレループに到着できますが、太陽が沈むまでにはしばらく時間があるでしょう。

春分の日の日の出

中央祠堂の塔から日が昇るのが6時48分で西参道は大変な人出だったという記録あり

アンコールトム遺跡

日の出は見ていませんが、朝日を鑑賞後アンコールワット第1回廊から順に鑑賞していけばいいと思います。壁画は早朝、少し薄暗いでしょうか。仮に第３回廊で少し待つことになってもいいと思います。

アンコールトム遺跡ではパブーオン寺院遺跡が一番良いので、これを見逃してはいけません。
パブーオン寺院鑑賞後、密林の中を王宮方面へ進みます。

小遺跡であっても、トムマノン遺跡が保存状態が良く、女神像など鑑賞する価値があった。
タ・プロム遺跡は崩壊しかかっており、インドの援助で保存工事が行われている。この寺院は好みが分かれる。
バンテアイ・クデイ遺跡も印象に残る。神像に良いものがあった。

シェムリアップに４泊するならせわしない気持ちを捨ててゆっくり鑑賞するのが吉。

バンテアイ・スレイは透かし彫りが美しいのだが、観光客が多くて気持ちが乱れた。
北のボートクルーズの乗り場エリアまで足を延ばせば緑や水路が美しい。

地雷博物館は行きませんでした。興味がない(というかわざわざ見たくない)ので知らない。プレループというのも行かなかった。これらに行く価値はあるのか検討しましょう。

いちいち宿に帰るのはなぜでしょう。
遺跡エリアにもレストランやカフェのような休める施設は多いので、宿に戻る意味があるのか再検討しましょう。