レポート

ラオス南部、パークセー交通事情

公開日 : 2017年01月22日
最終更新 :

パークセーの現況をレポートします。
タイ国境のワンタオからの車はロットトゥーもソンテウもタラートダオフアン発着です。
チャンパーサック行のソンテウもタラートダオフアンが起点終点です。
以前ここからチャンパーサック行を利用した時は市場内から車が出ましたが、外にソンテウがたくさん停まっていたので、乗り場は外に移動したのかもしれません。今回はすぐにソンテウを乗り換えてしまったのでよくわからず。

南方面行の車はキュウロット・ラックペェ(キュウロットはバス駅の意)がターミナルです。
パークセー中心街から8kmのシーバンドン方面とボーラヴェン高原方面との分岐のY字路にあります。
ラックペェまでの道は拡幅工事が終わってきれいになりました。

ボーラヴェン方面へはパークセーからの入口と出口が違う道路で、車がパークセー方面へ戻っていくような錯覚がありました。今回はシーバンドン方面には行きません。
ちなみにボーラヴェン高原と言っても市内のツーリストインフォメーションくらいしか通じず、地元の人は中心の町、パークソンで呼んでいます。
パークソンまではラック(km)何とかと数字で呼びます。33km地点のカフェならラックサンシップサームです。

途中までの旅行者はソンテウに案内されますが、運が良ければ(座席に余裕があれば)出発間際のアッタプー行などの長距離バスに乗せてもらえるかもしれません。
ラックペェから先は道路の拡幅工事中です。

ラックサンシップペェで下車するとタートファーン方面の入口に案内板があります。下っていく道は八丈島の中之郷のような感じです。ここではロべ畑でなく道端はコーヒー園ですが。

タートファーンリゾートの入口で入園料5000kip。

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2件のコメント

  • 二つの滝と交通事情、価格事情

    運賃についてですが、市街のサムロー(三輪)は交渉ですので、こちらの身なりや交渉技術で変わってきます。
    乗車場所によっても異なり、市場のタラートダオフアンのようなところからだったらラオス人と同程度の価格で乗れます。
    今回は市街のパクセーホテル近くからキュウロット・ラックペェまで2万5千kip、主要道路に面したアリサホテル前から1万5千kip(かなり値切った)。ラクペェからチャンパサックパレスホテルまで2万kip。と大体それくらい。

    相乗りのソンテウはラクペェからパークソンのラクサンシップペェまで2万kip。これは適正価格。
    ラクサンシップペェからラックシーシップまでは降りたところで1万kipと言われたがこれはかなりのボリ価格。高々2kmなのに身なりで判断されました。小銭入れに8千kipしか入っておらず、それで勘弁してもらいました。普通だったら5千kipくらい。

    タートファーンの展望台は前に来た時は雲の中。世界は真っ白で滝の落ちる音だけが響いていました。
    展望台へ出るといきなり深い滝つぼへ落ちてゆく二筋の眺めが見えます。もっと苦労して歩かないと見えるところまで行き着かないかと思っていました。
    本来この滝はかなり深遠な眺めなのですが、少年たちのグループや外国人のグループ複数が来ていて、明るい行楽地のようでした。しみじみ眺めていたいところ、写真を撮って終わり。
    タートファンリゾートで無料のお茶も出してくれますが、エスプレッソ1万kip。ここは素晴らしいコーヒー産地なのでコーヒー豆を1袋購入しました。前回はなにも買わなかった罪滅ぼし。

    来た道を戻ります。道筋でコーヒー豆を摘んでいる子供と母親を撮らせてもらいました。
    車を降りた場所でソンテウを待ちます。時間帯にもよりますが、待っていれば来るという感じです。
    カメラをむき出しで持っていたせいか、先に書いたように少しぼられました。

    ラックシーシップにも脇道に入るところに滝の案内があります。タート・ニュアンの滝。
    15分ほど道を歩いて降りてゆきます。ロットトゥーやピックアップトラックみたいなのが通ります。

    タートニュアンリゾート。入口でチケット売りに挨拶すると、ここに誰か知り合いはいますかと訊かれました。
    知人が働いているとかだと入場券は要らないで入れるかもしれません。
    前回撮った写真を見せるとこの娘は今はここにいないわよ、と。それは残念。プリントしてきたのに。
    タートニュアンの方がリゾート施設は広く、レストランも行楽客でにぎわっていて盛況でした。レストランの女性に写真を託しました。
    こちらの滝は水量があってすぐ近くで落ちるのを見るのは迫力があります。滝の帰りにフルーツシェイクでも飲んでいこうかと休んでいたら、グループ客が来るから席を替わってくれと言われました。なにか落ち着かず、注文を取り消して帰ります。
    入口のチケット売りに挨拶して帰ろうとしたら、かれらは昼ご飯を用意していたところで一緒に食べましようと。
    警備の男性が日本語ができるのでどこで習ったか尋ねたら、ラオス国立大学の日本語専攻だったそうです。
    彼らの食事をぱくぱく食べるのも申し訳ないので、失礼のない程度にご飯を頂いて帰りました。

    パークソン街道でソンテウをしばらく待つとハイデッカーの大型バスが来ました。
    アッタプーからビエンチャンへ一昼夜かけて走る超長距離バスです。これはパークセーのラクペェ終点の便とは違い、チパークセー市街を通って行きます。パークセーまで2万kip。

    最前列の展望の良い座席に座ると乗り心地は雲泥の差ですし、視点の高さが違うので周囲のようすが良くわかります。

    ラクシップ辺りのガソリンスタンドで給油。前日のパークセー止まりのバスもここで給油しました。
    ラクペェのキュウロットには入らず、道端で隣席のアッタプーから来たおじさんを降ろして市街へ。

    センチャルーンという民営バス会社のあるラックソーン(2km地点)は北へ向かうバスの停留所です。
    乗務員にここで降りないのと言われたけれど降りません。なぜかバスに乗ってくる人も多くなく、そのままチャンパーサックホテルの横まで乗せてもらって橋の手前で下車。ここまで所要約1時間。


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    書き忘れたけれど

    タート・ニュアンの滝は入場料1万kipでした。

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  • 17/01/22 16:01

    ありがとうございます

    有益な情報、ありがとうございます。

    ところで、
    >33km地点のカフェならラックサンシップサームです。

    数字の数え方が、韓国語と同じで驚きました。
    3と10が、たまたま一致しただけかもしれませんが、ラオスまで微妙に漢字文化圏の香り、だったりして。。

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    数字は韓国やタイと同じのもあるけど少し違います

    hevvoさん、コメントありがとうございます。

    中国周辺文化圏ですので、数字の読みは共通性がありますね。
    タイ(サイアム)とラーオは読み方が似ていますが、少し違うところがあります。
    タイ語では20はイーシップで韓国・朝鮮語と同じですが、ラオス語ではサーオと言います。

    北タイのパーイなんかでもチェンマイでも地元の人はサーオバーツなんて言っています。外国人には標準タイ語でイーシップバーツって言うのにね。東北タイ(イサーン)でもサーオです。
    サヤームの言葉がタイ標準語ですが、北タイ、東北タイはラオスの人と同じ言葉を話していたものと思います。

    サーオには「若い」という意味もあり、早苗(さなえ)早乙女(さおとめ)など日本語の接頭辞「さ-」と関係があるかもしれません。雨が上がるのもサーオですが、同音異義語なのか同語多義なのかわかりません。

    サーオラーオというとラオスの若い女性。タイではサーオタイという言い方をします。この時のタイは母音が短音で人の意です。

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