先日乗ったあずさ、指定席に行くと通路側に一人の男性が座っている。すみません、・・・と入って行ったら、全く無言である。これは外国人だ・・・最近は直感的に(?)分かるようになった。
さて、一体何人か・・・彼のスマホを見るとタイ語で見ている。タイ人というのはほぼ中華(と言ったら怒られるかもしれないが)なので、見た目東アジア人風の人も多い。彼は大月行の乗車券と指定席券が一枚になった切符を取り出し、テーブルに挟んだ。検札を意識しているのだけど、実は検札は来ないのだ、ということを説明することもなく、それよりもむしろ、こんな難しい切符をよく買ったものだ(?)と思った。
この季節外れに、富士山に何しに行くのか・・・と思って、検索をかけていたら
http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/yamanashi/fujigoko/fujiyoshida/temple/11331107/
この神社がすごく人気がある、とのこと。スポット的にいくものなのかなあ。そういう旅行形態のせいか、最近はジャパンレイルパスを持っている人が少ない、と思っているのだけど、
http://tabiris.com/archives/japanrailpass/
(二次資料だけど)
実は意外な感じがした。でも
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=54221
少し古いが、これをみるとユーレイルパスなんか、あれだけ種類があるのに全世界でせいぜい50万枚、ジャパンレイルパスの方がたくさん売れているのではなかろうか。そのうち、日本人で使う人がせいぜい年間2万人程度というところだろうか。ユーレイルの大失敗の元凶である「種類が多すぎる。」よりもシンプルなジャパンレイルパスの方が売れている。
で、ここで話したいのはヨーロッパではなくなりつつあるパスが日本で栄えているのは、明らかにネットで切符を買う環境が劣っているからで、JRもわが国が誇るべき「QRコード」をもっと積極的に使えばいいのに・・・。あれだと、フェリカチップなどという面倒なものは要らず、紙でもスマホでもパッドでも何でもQRコードだけ出せはよい。タイ人の切符を見ながら、改めてJRの面倒な切符発行方法について考えてしまった。・・・