特典航空券、台風の場合

結果論、または結果オーライ

結局、何もしなかったのが幸いしたようです。

おそらく、航空会社は通過後の暴風雨を
予測できなったのではないのでしょうか。

あの速度からすれば、15時には暴風雨は
去り、飛行機の発着には問題はないと
みたのでしょう。さらに成田の事故も
予想外。

この点で、ACが2時間遅らせた判断は正解。
2時間程度の誤差をとったのか、空港再開で飛行機
が集中するとみたのか。実際、夕方は羽田側から離陸を
遅らせる要請が来たようです。

未だに、福岡便だったのか、広島便だったのかは不明ですが、
福岡便は一時間以上の遅れ。広島便は、次便は3時間遅れなので、
一方間違えれば、確実に乗り遅れ。それでも、無理して飛ばした
便の戻りだったのも、幸いしました。

このくらいは書いても許せるでしょう。
上にも書いたのですが、あまりにも泥縄的行動でした。
台風が来ることはわかっていたので、事前に変更可否かを
含め、対策はできたはず。始発は、前日に飛んで来ている
ので、朝の天気が余程悪くない限り飛びます。その後は
航空会社の担当者以外はわからないのです。天候だけでは
決まりません。

国内線が欠航になった場合、どのような対応をしてくれるか。
国内線部分を破棄しても良いか（陸路で前日に行くとか）。
台風が来ると分かった時点で、はっきりさせるべきでした。

当たり前のことですが、天気は、直前になればなるほど予測は正確。
逆に、1日前では、誤差が大きすぎて、数時間の予測からのズレは
当たり前。しかし、事前にスケジュールを決めねばらないため、
現場は大混乱です。そこに外部からアクセスすることすら大変で、
かりに変更できたとして、それが良い結果をもたらすとは限らない。
今回が良い例で、下手に変更した結果、それが欠航になった可能性も
あるのです。

当日の移動は最悪

前日に空港近くまで移動するといわれるのはやはり鉄則でしたね。
万一のときどうするのか気になっていましたが無事に成田まで到着できましたでしょうか。

運良く13-15時の福岡/広島便は飛びます

他は軒並み欠航が昨日の時点で決定しており、
これは台風が弱くても復活することはありません。
逆に、運行を予定していたものが、欠航になる
ことはありますが、今回の台風は見かけ倒しみたいな
ようなので、恐らく飛ぶはずです。

通常は、機材繰りの効率化のため、
福岡便なら、
ANA 254 789 FUK 1315 HND 1500になるのは、
その前の
ANA 249 789 HND 1030 FUK 1220なのですが、
ANA 249が欠航となったため、
戻れなくなった（大型機なので、他の路線に投入できない）
すでに離陸した
ANA 241 789 HND 0730 FUK 0915を待機させて
ANA 254として戻すのではないかと考えます。

機材により、エコノミー数とプレミア数とが異なるため、
下手に替えると、はみ出る客が出てしまうのです。

広島便は欠航が少なく（機材の違いにも依るのでしょう）、
ANA 677 76P HND 1135 HIJ 1255が飛ぶので
ANA 678 76P HIJ 1345 HND 1510で戻れるのです。

ともに、このままの状況なら運行されますが。
欠航はないものの、遅延はあり得ます。
このような状況下では遅延のないほうがおかしい。
台風の直撃を受ける香港では、直前になって
2時間遅れとか平気でアナウンスされます。

今後の課題ですが、
広島または福岡便は飛ぶでしょうが、遅れはあり得ます。
一方、国際線のほうは、
現時点で、AC5は定刻1515着で、
AC6の出発も1740の定刻です。

国内線が一時間遅れてもなんとかなるでしょうが、
念のため、こころの準備はしておいてください。
国内線の遅延のため、国際線に乗り遅れても、
例えば、2150発のNH116のYVR行きがあります。
SFOならUA便が深夜に、LAXも深夜にANAであります。
これらに振り替えて運んでくれるでしょう。

速度を上げました

その結果、15時には台風は去っています。
問題は、機材が確保できるか。

今の予定では、
ANA 254 789 13:15 出発予定 15:00 到着予定
ANA 678 76P 13:45 出発予定 15:10 到着予定
なので、何もしないのが正解のようです。

北海道からなら

台風11号は今日の深夜から明日早朝に
掛けて北海道を抜けます。

ANA 064は14時台なので除外すべきで、
NH 572は、
NH 571のリターン便なので、
HND 1045 WKJ 1235が飛んでくれれば、
戻ってくるころには台風が去っている（空路で交差）
ので、多分飛ぶでしょう。これから12時間ほどの間に
台風がどうなるかに掛かっています。

NH678は広島なので、この前のフライトがどうなるかに
依って変わるはずで、直接台風の影響を受けるよりも、
間接的影響を受けます。先に書いたように、広島以西なら
新幹線でしょう。

NH376は紋別市行きの、
NH375　HND 1045 MBE 1230
が直前で逃げられるか、遅れて出るか、欠航するかに
よって変わります。稚内便と同じ運命です。

NH742も
NH 1145 ITM 0945 KUH 1140の帰りかな？と
思いましたが、機材と時間からして、
釧路行きのNH741の帰り便でしょうから、
HND 1125 KUH 1300
は時間的にもかなりやばいフライトです。
このままなら欠航でしょう。その前に一仕事して
いるはずだし。

文面からは沖縄はないと思いますが・・・。
NH996は、NH 995 HND 0925 OKA 1200
で、やはりこれもNH 995が飛ぶか否かです。
今の台風速度なら、飛ぶと思います。

これで最後。
NH4778
NH4777の帰り便で、HND 1120 MMB 1300
このままなら欠航でしょう。

なお、AC便は国際線でもあり、飛来便の出発空港には問題なく、
あるとすれば到着空港の羽田です。国際便は到着空港の天候の
ほうが問題なので、なんとも言いがたいのですが、国内線ほど
簡単には欠航させません。

AC 5　YYZ 1335 HND 1535*
なので、出発を遅らせる可能性が高いと思います。
しかし、いかんせん、半日掛かるので、
その判断が難しい。なんとなくですが、
若干台風が速くなっているので、
突っ込んでくるかも知れません。

北海道から出るのなら、最悪のケースも想定し、
早朝から新幹線が可能なら、そうしましょう。

また、一日、最悪数日遅れても良く、ACが日本の
国内線部分でも補償してくれるのなら、流れに身を
ゆだねれば良いのです。

直ぐにでも全日空に電話を

>全日空のカウンターでトロント行きとカナダ国内線の変更もしてもらえるのでしょうか？

ここで聞くよりも全日空に聞いたほうがよいですよ。

欠航、変更が決まる前には何もできない

精々、予約変更がブロック
（台風の影響を受けるのが日常茶飯事の
キャセイはそうします）される前に
比較的自由度の高い（これも過去形に近く、
最近はアワードでも結構な金額またはマイレージ
を必要とすることが多くなってきました）
航空券なので、変更は可能です。

>日本にあるエアカナダのコールセンターでは特典旅行の予約や変更はできない

アワードは、どこも本社で一括管理するところが多く、
本家なら可能なはずです。ただし、他社の便なので、
すぐにはできないのが一般的。できたとしても面倒なのと、
相手が自然の力なので、人間の力ではどうしようも
ないことが多い。特に今回のように、数個の台風の同時発生に
対し、正確に計算する能力はまだ備わっておらず、相互作用が
もたらす結果には多分お手上げです。内部の人間ではないので
迂闊なことは言えませんが、個々の台風に対して計算している
はずです。

個人情報を探ろうと言う気はさらさらないのですが、
国内線が2時間で13時羽田って、、、
ANA0254
SFJ0082、ADO0084は除外し、
ANA0064
ANA0572
ANA0678
ANA0376
ANA0742
ANA0996
ANA4778
ですが、ほとんどが北海道で、
陸路での移動は難しい。
しかも、明日なら、今日中のフライトに
しなければ意味がなく、この時点では無理でしょう。

恐らく、対象台風は9号で、明日の9時には
伊豆半島の先端と大島の間で、
東京（羽田）空港 8月22日 始発便から最終便までのすべての
発着便
となっています。

台風の場合は、航路上直接影響を受けるフライト以外にも
機材のやりくりができずに欠航となる場合が多く、
地方からの場合、明日の早朝便は、前日に地方空港に
待避しているので、羽田が着陸できるのなら飛びますが、
午後になると、羽田かどこからか飛んで来た機材で戻るために
欠航する確率が高まるのです。しかも、厄介なものに
”天候調査”というものがあります。悪天候がわかっているが、
キャンセルすれば影響が大きいので、少し無理しても飛ばそうとし、
ダメなら引き返すと言う手があります。残念ながら、羽田以外は
成田しかなく、代替えとはなり得ない場合が多いので、
戻ることが多いのです。

話を元に戻しますが、
(1)全てのルートをAirCanadaで取っているのですよね？
(2)別々のアワード、または一部有償ではないですよね？
(1)を前提とすると、
全ての指示はAC経由で行われます。しかし、ANAが取り次いでは
くれます。

国内線の部分を切り離し、今からでも自力で羽田に向かうことは
可能ですが、その場合、AC6 HND 1740 YYZ 1645が残るか否かを必ず
事前にACに確認してください。

できるのは、今日中に飛ぶか、しかし、
釧路空港 8月21日 始発便から最終便までのすべての発着便
女満別空港 8月21日 始発便から最終便までのすべての発着便
なので、すでに難しい。

この時期の日曜日に北海道から（広島、福岡なら陸路で明日でもOK)
飛ぶのは至難の業でしょう。

最早できることは、ほとんど残っていません。
数日遅れることになっても、いつかは乗せてくれるので、
ACの指示を待つしかないのです。
厳しい言い方ですが、もう少し早く行動すべきで、
ここまで来たら、運を天に任せるしかありません。

最後は、明日の朝早くに函館北斗駅を出られるのから、
陸路で向かうことです。それでもACには確認です。

ケース(1)の場合です、ケース(2)になると、お手上げか
別の方法を考える必要があります。(1)の場合は、
下手に動かぬほうが賢明なのです。

参考

> もし全日空がフライトキャンセルになった場合、家を出発する前にわかるのであれば変更電話できますが、空港に行って直前にキャンセルになった場合はどうしたらいいのでしょうか？

　特典航空券の場合、特典航空券を手配した航空会社の特典航空券の受付窓口に連絡して変更・キャンセルの手続きを行います。
　したがって、エアカナダで手配されたのでしたらエアカナダの特典航空券の申し込み窓口に連絡して変更・キャンセルの手配を行います。その辺はエアカナダの特典航空券に関する説明ページに明記されているかと思います。確認してください。


> 予約センターは24時間営業ではないので、フライトキャンセルになった時点で営業してないかもしれません。

　それはそういうリスクがあるので仕方ないです。
　該当窓口が時間外の場合は24時間対応の窓口または日本支社に連絡して相談するしかないでしょう。

　　　　http://www.aircanada.com/jp/customercare/int/japan.html


> まだ全日空の地方→東京行きが欠航になると決定していないためフライト変更は手数料がかかると思うのですが、今日この段階で何ができるでしょうか？

　これはカナダ / 日本の往復の特典航空券とは別にANAから購入された物でしょうか？
　そうなのでしたらANAに連絡して相談されるのが確かです。
　特典航空券といっしょにエアカナダで手配されたのでしたらアカナダの窓口に相談ということになります。

　ちなみにエアカナダの便に関しては、明日の午後に成田に着くカナダからの便が「成田への着陸が危険」とか「復路（成田発）が予定通り飛べそうにない」といったことで欠航になったり行き先変更になったりする可能性もあります。そういった情報もチェックされるとよいと思います。