このような記事が書かれています。
https://zaicambodia.blogspot.com/2016/06/blog-post_4.html
2016年6月4日土曜日
カンボジアへの「寄付」でスピード帰化、猫ひろしがカンボジア代表としてリオ五輪へ
本件、まだカンボジアではこれしか報道されていない。
今後、五輪が近づくにつれ、クメール語メディアでも報道が始まると思われる。
日本人への感情が悪化することを恐れる。
http://www.phnompenhpost.com/sport/japanese-comedian-running-cambodia
◎猫ひろし五輪問題のこれまでの経緯
かなり濃い放送がでました! 2009年08月29日(Sat)-【猫ひろしドットコム】
事の発端である(魚拓)。猫ひろしのカンボジア帰化は、当初、こういったふざけた軽いノリの思いつきのうちのひとつにすぎなかったことがわかる。
渡邊健太郎のカンボジアレポート(Vol.1)
事の発端が具体化していく様子である(魚拓)。この後、既存のカンボジアトップ選手(北京五輪出場)と一緒に猫ひろしをロンドン五輪へ出す事は無理との現実に直面し、トップ選手排除の方向へ向かっていく。
Phnom Penh Post 2011年11月10日付「彼の選抜にまつわる疑惑的要素は絨毯の下へ蹴りこまれた」
NOCC Signs Partnership With Cambodia Dream For Phnom Penh International Half Marathon
猫ひろしとカンボジア ドリーム渡邊代表(妻)がカンボジア五輪委ヴァット=チョムラアン事務局長(現専務理事)と「パートナーシップ覚書」に調印した写真入り記事である。
The Cambodia Daily 2012年3月27日付1面・24面 猫ひろし五輪決定記事「カンボジア人ランナーがいるのに日本人が選ばれることはフェアでない」
ロンドン五輪の際のカンボジア現地報道。この時、カンボジア五輪委は猫ひろしをロンドン五輪へ送る事を決定したが、その後、出場不可の通達が国際陸連から届いた。
猫ひろし問題Wiki追記用原稿
この件に関して、ロンドン五輪の当時にまとめたFAQ。
在カンボジア欧米人アスリートの反応「オリンピックのマラソン選抜がジョークな件」
文中「彼の慈善団体であるカンボジア ドリームを通じて、彼はカンボジア オリンピック委員会に金銭的贈物を贈りました」との指摘については、猫ひろしのカンボジア国籍取得を通常(数年間の継続的居住が必要)より大幅に早めた(数ヶ月前からたまにカンボジア来訪という実態だけで取得完了)最大の要因と言われている。
日本長距離走情報英文サイトの猫ひろし五輪決定関連ノート「公明正大であるとは言いがたい」
猫ひろしマラソン問題をAFPが包括的に報じる「コメディアンに奪われたカンボジア人選手の五輪の夢」
カンボジア陸連は猫ひろしのカンボジア居住歴を偽ったか?
MEET THE 43-YEAR-OLD KHMER ROUGE SURVIVOR TRYING TO BECOME CAMBODIA'S FIRST FEMALE OLYMPIC MARATHONER
猫ひろしからカンボジアへの「寄付」についてあらためて触れられている。なお、この女性はその後、めでたくリオ五輪出場が決定している。
猫ひろしさんは、タイム的に、どれくらい早いものなのでしょうか?
この点を認識していない方が多いようだ。猫ひろしのタイムは本来、遅すぎて、到底、オリンピック出場資格が得られる速さではない。
五輪特別出場枠(ワイルドカード)とは?猫ひろしがカンボジア代表に?
オリンピックは「参加することに意義がある」ということで、万国が参加できるよう、標準タイムに達する選手が一人もいない国については、特例枠を一人だけ設けている。
猫ひろしがカンボジア人選手から奪おうとしていたのは、そしてついに奪ったのは、結果的に(カンボジア人も猫ひろしも結局だれも標準タイムを超えられなかったので)、ロンドン五輪時も、リオ五輪時も、この特別出場枠である。
万国が五輪に来てほしい。カンボジア人にも五輪に出てほしい。タイムは大目に見よう。貧しいけど、環境も整ってないけど、頑張っているカンボジア人トップに、五輪に出てほしい。標準タイムに達する選手が出ないのは、国がまだ貧しく、環境が整っていないから、という原因も大きいからだ。そういう気持ちで、この特別枠がある。
しかしその優しさを悪用して、その枠を強引に奪って、本来タイム的に出場資格の全くない日本人がオリンピックに出る。豊かな国の、恵まれた環境で練習してきた、カンボジアへの献金で国籍をスピード取得した日本人が出る。カンボジア人を押しのけて出る。
このような行為は、このオリンピック精神にてらしたときに、非常に反しているといえるのではないだろうか。