東京で育ったので、道端にある地蔵の存在は知っていたが、近畿地方で旧盆の時期に繰り広げられる「地蔵盆」、地蔵信仰については全く知れるところがなかった。恥ずかしながら地蔵が子供の守り神であることも最近知った。
昨年春、京都に移り、街の集会所で行われていた地蔵盆をみて、いったいこれ何? なにやら仏像のような像の前で、親子が食事をしていた。像が何だったかもわからなかった。調べてみると、地蔵がないところは大日如来や閻魔王を祀るところがあるらしい。
「地蔵の前に集って灯籠を立てたり供え物をしたりして祀る。子供が地蔵の前に詣り、その加護を祈る習わしになっている。ところによっては、仏僧による読経や法話も行われる。地蔵に詣った子供達は地蔵の前に集まった席で供養の菓子や手料理などを振る舞われる場合が多い。」 (wipipedia) 兵庫県篠山市の地蔵盆を紹介している。京都からは遠いので京都市内、近郊、奈良あたりで大掛かりな地蔵盆を見たいと思っています。一昨晩、NHKラジオで奈良の「だんごう寺」が紹介されたので、探してみましたが、それらしき寺はあるものの情報は見当たらない。最近は日本語のヒヤリングが良くないので、聞き違いかとも思う。
上のように餓鬼に食事を振舞う典型的に大きな地蔵盆をご存知の方、お勧めの地蔵盆を教えてください。ちなみに京都駅の観光案内所で聞いてみたら「どこでもある」でおわり!