レポート

鉄道乗り放題ガイドブックの決定版?

公開日 : 2015年12月21日
最終更新 :

鉄道乗り放題は海外ばっかり話題になっているけど、久しぶりに国内版ガイドブック(?)が出版された。

http://www.amazon.co.jp/dp/4479305688/

著者の小林克已さんは、私の持っているガイドブックでは1997年出版の分があるので古い付き合い(?)なのだけど、そろそろ新著がでるのではないかと思っていたら、ちょうど出てきた感じである。

50歳からの、とあるのはここで書かれているのは、JR東の「大人の休日倶楽部パス」の利用方法が中心に書かれているので、まあ、これは致し方ない。誰でも使えるこの手のパスはないのだから・・・ちなみに後半はJR西の「おとなびパス」について記載があるが、やはり著者が実際に乗って実践してみたというJR東部分の方がおもしろい。

そもそもの疑問が二つばかりあったが、普段はあまり買うことを勧めない私だけど、これは立ち読みするだけでは惜しい。(数字や時刻が細かく載っているので立ち読みだけではなかなか理解が難しい、というのもあるが。)特にこの板をそこそこ眺めている人は、ぜひ、細かく読んでほしい・・・

 私は電車の中で読んでいたのだけど、途中でニヤッとするところがとても多くて、きっと周りの人は変な奴、と思っただろうなあ。とは言えども、734円、本当に買うんだったら自己責任で。でも、出たばっかりの本だし、もちろん私のような資格外の人にとってもおもしろいガイドブックである。

  • いいね! 0
  • コメント 3件

3件のコメント

  • おそらく良本

    鉄道好きには好まれるでしょう。
    日本の新幹線の静寂性がドイツのICEの足元には及ばないことを考えると、
    回帰として誇るべきことだと思います。
    当方が日常の足としているBMWは、レクサスなどの日本車の静寂性には負けますが「その音がいい」という面もありますが。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    なんだかわからない日本語

    みなさん、大丈夫ですか。
    >日本の新幹線の静寂性がドイツのICEの足元には及ばないことを考えると、
    回帰として誇るべきことだと思います。

    この人「日本の新幹線の静寂性はドイツのICEの足元にも及ばない」と書こうとしたのかと思ったけれど、いや、日本の新幹線の方が静かだと言いたいのだろうと思いなおしました。

    すると「ドイツのICEは走行音がうるさく日本の新幹線の静寂性の足元にも及ばない」と書こうとしたのか?

    その後の「回帰として誇るべきことと思います。」というのは何かの変換ミスか?
    快挙として、ということなのか。理解しにくいです。

    日本の東海道新幹線もバブル時代を引きずって、単なる人員輸送車(サラリーマン輸送車?)のようでわたしは好きではないのですが、まあ全国各地にローカル線ができたので各地それぞれの印象なのでしょう。

  • 海外の乗り放題パスの本もあればいいのに

    海外と国内の違いはあれど、私の大好きな乗り放題パスの本ということで、あなたのトピを拝見して、同好の士は多いんだなと思いながら、今日1日かけて大きな書店を6軒も回ったのに、全部売り切れで、徒労に終わりました。
    注文するか、アマゾンなどで取り寄せればいいのですが、やはり書店で実際にパラパラ読みしてから買うことにしているので、もう少し待ってみることに。

    国内ばかりでなく、グローバルパスやジャーマンレイルパスなどの海外乗り放題パスのことも書いてくれて、ユーザーが読んでくれれば、私への理解者も増えて、パスだ早割がいいなどの言い争いも避けられるのですが。

    >誰でも使えるこの手のパスはないのだから

    フルムーンパスは夫婦限定で合計88歳からですから、結婚が条件で離婚やどちらかが先に亡くなられると利用できないようですが、大人の休日やおとなびは50歳になればだれでも利用できるのでは。

    まあ49歳以下は使えないので誰でも使えるパスではないですが、時間が来れば誰でも使えるので、ちゃんと払っていた人は65歳から誰でももらえる年金と同じようなものかと。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • jtb時刻表のぐっタイムを本盛り付けしたみたいなのですよね

    私も最後まで見てみました(基本鉄道誌は読むのではなく見る?物だと思う)彼独特な甘辛な記事がおもしろかった

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    この本の楽しみ方・・・・・

    ドンバスマキシムさん、こんにちは。

    「ぐっタイムを本盛り付けした・・・・」なんて、著者がこそっとこの掲示板を見ているかも(?)知れませんよ。・・・・

     トピで書いた二つの疑問は置いといて、この本の楽しみ方は普通のガイドブックとちょっと違うんです。例えば、私は週末に本屋の店頭で平積みしているのを見つけたのですけど、本を手にする前に、きっと仙台の秋保温泉に日帰りする話と五能線の話と青森の酸ヶ湯温泉の近くにある田代平の話が書いてあるに違いない、という予感(?)がするんです。で開いてみると・・・特に秋保温泉はビンゴで、それだけでこの本の魅力(?)に取りつかれました。・・・

     もちろん「予感」なので、外れるものもあるのですが、読み進むうちに予感が当たるところがたくさんあって、そのたびににやにやする、・・・ということで、周りの人に不思議がられたことでしょう。普通の人にとっては普通に東日本を中心とした乗り放題切符のガイド、として読めばいいのですけど、そうではない、特にこの板でいつも「パスの話」をしている「多くの」人にとっては、堪えられない本ではないか、と思うのですが、そのくらい楽しい(?)ガイドブックです。

     いかんせん、この大和書房の「だいわ文庫」というのがかなりマイナーの文庫本なので、相当大きい本屋でないと置いていません。それが残念なのですが、ドンバスマキシムさんはよく見つけましたね。私が見つけた本屋というのは旭屋書店の池袋・・・旭屋書店も次々に撤退していって、都内の店舗数は少なくなりました。

     三月には北海道新幹線が開通しますが、まだまだJR東の新幹線の輸送力は余っているみたいですが、外国人をとことん取り込む、らしいですね。この辺のことはまた別トピで聞かせてください。訳のわからない楽しみ方(?)に付き合わせてすみませんでした。