アンコールワットでも人気のベン・メリア遺跡観光のついでに、牧歌的な漁村であるコンポン・クルップからトレンサップ湖でのクルーズを楽みました。個人で行ってきた様子をレポート致します。
まず出発前に困ったのは情報収集。ツアーは複数見つかるものの個人での行き方はWEB上に具体的なものはなかったのです。「行ってきました」などの報告はあるものの【どう行けばいいのか？チケットはいくらなのか？】などの具体的な情報は個人ブログなどを探しても見つからず掲示板で質問をさせて頂きました。
特に「アジア雑貨」様には詳細な回答を頂いたので大変参考となりました。改めて感謝しております。ということで現状でも詳細な報告・行き方がない為、これから個人でトレンサップ湖クルーズをされたい方の参考となればとレポートしてみます。
●日程：2015年11月上旬
●行程：ベンメリア→トレンサップ湖(コンポン・クルップから)
●レポート概要
１：トレンサップ湖クルーズ
２：出発場所の違い
３：注意点
【１：トレンサップ湖クルーズ】
基本的には現地ツアー検索・予約サイトである「VELTRA」などで探し予約することで参加することができます。通常は、これらを利用するのが１番カンタンで安全だと思います。ただ、ツアーの多くはシェムリアップ中心地から近いチョムクニアからの出発。その多くが「港から売店に寄り→湖から夕日を眺める…」といった内容がほとんどです。一方、個人で参加する場合は「船を個人でチャーターして搭乗する」というもの。これらの情報は複数発見できました。
【２：出発場所の違い】
トレンサップ湖クルーズの出発点としては(他にもあるのですが)大きく２点あります。先述の通りチョムクニアと、もう１点は東方へ少し離れた漁村コンポン・クルップ。それぞれ特徴があるのでメリットとデメリットを、まとめておきます。
●チョムクニア
メリット：市内からのアクセスが便利。ツアーが豊富にある。デメリット：大きく２点の問題がある。１：観光地化されており「団体客が多く、ローカル文化に触れられにくい」。２：個人参加の場合「現地での物乞い、寄付や船員からのチップの強要などトラブル報告が多々ある」。これらの要因から私はチョムクニアからの出発は避けることにしました。
●コンポン・クルップ
メリット：現地の漁村の生活風景に触れられる。マングローブ林カヌーを楽しめる(現地民へ5＄渡すと回ってもらえる)。水上レストランでカフェや食事などを楽しめる。自分の好きなペースでクルーズできる。デメリット：ツアーはかなり少ない。市内からは少し遠方(トゥクトゥクで約約80分＝ベンメリアの途中にあるので、ついでに寄ってもらうとベスト)
【３：注意点について】
初滞在だった為、トゥクトゥクのドライバーと友達になったので彼にクメール語の通訳兼、交渉役として一緒にボートに乗船しました。が、中には女性１人で来て、そのまま乗船していた方もいらっしゃいましたので、そのことからも安全なのだと思います。とはいえトラブル防止の為、１人の方は現地のガイドや友人、トゥクトゥク・ドライバーと一緒に行くのがベストでしょう。
乗船チケットはボート乗り場の手前にチケット窓口があり、25＄。ドライバーの話でも『25＄が相場でディスカウントは難しいだろう』とのこと。チョムクニアと違い、乗船後のチップや寄付の強要の雰囲気や空気感は一切感じることはありませんでしたので、やはりコンポン・クルップは比較すると安全な様子でした。個人的なオススメとしては…
ベンメリア遺跡を周り、市内との中間地点となる"Dam dek Market"付近にある、ハンモック・レストラン(ドライバーに言えば有名なので連れて行ってもらえる：トイレも綺麗で食事やカフェ後にハンモックで自由に休める)で休憩。次にコンポン・クルップ入り(村の近くは舗装されていない道もあります)。日の出までの時間は、水上レストランやマングローブカヌーを楽しんで日没手前まで時間を調整し、夕日を眺めて帰る。
これであれば、現地の生活文化にも深く触れられ、学びも多いでしょうし、よりシェムリアップの滞在を想い出深いものにできるはずです。尚、トゥクトゥクについては別の投稿にも記載しましたが、誠実(余計なチップの要求がなく現地価格で走ってくれる)で、好青年(時間に正確で清潔)な現地ドライバーと仲良くなったので連絡先を掲載しておきます。
★トゥクトゥク・ドライバー：Thorn(23歳・既婚・男性)
LINE ID → thorn012345
mail → yok.thorn@facebook.com
カンタンな英会話で十分伝わりますから安心して連絡してみて下さい。Yacciの紹介とお伝え頂ければ伝わります。以上、参考となれば幸いです。
