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7区「書簡と直筆博物館」は閉館したのでしょうか?

公開日 : 2015年07月30日
最終更新 :

先週パリへ観光してきました。2015/7/21(火)「書簡と直筆博物館 Musée des Lettres et Manuscrits」を探しましたが、見つかりませんでした。
7区 Rue de bacの近くのカフェで聞いたところ「クローズ」と言われました。フランス語が聞き取れず、詳しい事がわからなかったです。

もしかして閉館してなくなってしまったのでしょうか。
ずっと行きたかった場所なので、もし存在するなら次回行きたいと思っています。

パリ在住の方、または最近、書簡と直筆博物館へ行ってこられた方がおりましたら
情報いただきたくお願い申し上げます。

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2件のコメント

  • 15/07/30 21:51

    所有会社Aristophilの詐欺の疑いで、古文書類は司直により差し押さえ中

    こんにちは

    このミュージアムは、Aristophil社という古文書類を扱う会社の、膨大な所有物を展示していたミュージアムでした。

    Aristophil社は、古文書を投資家などの顧客に売り、5年後に年8.5%の利益を付けて買い取り、その資金は別の値上がりを期待する投資家に再販売することで回転して、莫大な利益を上げていたようです。
    (利益の陰には、値上がりを期待して買って損害を受けた人がいる)

    このことが、ペテンであるとの疑いをもたれて、2014年から捜査の手が入り、2015年初め頃から閉止になっています。
    展示台やガラスケース、什器類は5月に競売にかけられています。
    同社はベルギーのブリュッセルにも同様のミュージアムを開館していましたが、警察の捜査が入って閉館に至っています。
    所有していた膨大な古文書類は証拠品として全て司直により差し押さえとなっています。


    今後は、
    損害を訴えた人への弁済等に資産が売却される可能性があります。
    解決するまでには長い年月がかかるでしょう。
    文化的遺産の逸散を憂慮する国などの機関が買い取るなどの動きがあれば、別のミュージアムとして再出発する可能性がありますが、10年ぐらいはかかるかもしれません。

    参照したサイト
    http://www.rtbf.be/info/regions/detail_le-musee-des-lettres-et-manuscrits-est-ferme?id=8877828

    https://fr.wikipedia.org/wiki/Aristophil



    参考までに

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    RE:所有会社Aristophilの詐欺の疑いで、古文書類は司直により差し押さえ中

    詳しく教えていただきありがとうございます。
    本当に残念です。
    何とか復活してもらいたいものです。

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  • 15/07/30 19:29

    今年閉館しました

    この博物館は私設のもので、所有者と運営会社の資金運用、詐欺疑惑の関係で今年に入って閉館、館内の家具、備品も5月に競売にかけられたとのことです。

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    RE:今年閉館しました

    私設の博物館だったとは知らなかったです。早く行けばよかったな・・。
    教えて下さってありがとうございました。

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