レポート

[ぼったくり] トルコの治安2015 [詐欺]

公開日 : 2015年03月10日
最終更新 :

既に何度も記事になっているかもしれませんが、宿や
ツアーガイドの人に「トルコを安全に旅行してもらうためにも
人に伝えて欲しい」と言われたので自信の体験談を踏まえて
トルコ旅行中に詐欺やぼったくりの方法を書いておきます。
旅行中ほとんどのトルコ人は良い人でしたが、日本でも新宿
で外国人を狙ったぼったくりバーがあったりがするように、
どこの国でも酷い人がいるので悪質客引きを遠ざける手助けになれば幸いです。

(1)イスタンブール、Yerebatan 通りの悪名高き絨毯屋
ブルーモスクやアヤソフィア周辺では朝10時以降、英語、
日本語様々な言葉で2、3分おきに話しかけられます、
そしてそれは100パーセントの確率で客引きです。
ほぼ全部無視していましたが、非常に残念なことに自分が
引っかかりかけた客引きはブルーモスク内で話しかけてきました。

普段なら無視していたのですが、モスクは神聖な場所ですし
「ちょっとだけ日本語教えて下さい」などと言って来たので、
少しだけなら時間あるしと考えてしまいました。
そういった隙を見せた瞬間に「マイフレンド、ブラザー、
日本語教えてくれるお礼にブルーモスク内を案内するよ!」
みたいなこと言い出しました。
正直ブルーモスク内のガイドはそれっぽいところもありつつも
だいたいは結構適当というか「This way!」「こちらへ」などと
先に先に進まされました。
そうこうしているうちにブルーモスクから出ると「寒いから
チャイでも奢るよ!」と言い、なんとなく予想していましたが
ネットで有名な、1年ごとに名前の変わる、地下宮殿のある
yerebatan通りのモスクの隣りの絨毯屋に連れてかれました。

ここらへんから「こんな客引きに日本語教えてたのか」という
落胆と「こうなったらホームセンターの絨毯の半額になるくらい
まで値切れるかやってやろ」とやけっぱちの好奇心が混ざってました。

ただ後者に関しては、ぼったくりとはいえ、絨毯の説明に
関してはかなりのプロなので普通の気持ちでは完全に折れていたと思います。
幸いなことに前日にカッパドキアで会った日本人も絨毯を
買わないかと誘われており、適当にお金ないから無理と断った
という話を聞いていたので値切る気持ちが残ってました。

今でも絨毯の相場なんか分からないので適当に「半額なら」と
言ったら怒るようにあれこれ言いだし更に商品を見せてきました。
この時点で値段に交渉する気がないなら帰りますと言い
店を出てきました。
するとさっきの客引きくんがついてきて、英語かトルコ語か
別の言語かを混ぜながら「絨毯を買わないならガイド料50リラ
だ、本来100リラのところをサービスだ」みたいなことを
逆ギレしながら言ってきました。
冷静に考えれば払う必要はないですし、ツーリストポリスが
近くにあるのでそこに行けば良かったのですが、もはや
おばあちゃん家にあった使い古した絨毯みたいなのについて
熱く語られキレられたこと、そしてあんな酷いやつに日本語
教えるんじゃなかったとの考えがぐるぐる頭を巡った末に
「これでどっか行ってくれるんなら」
と渡してしまいました。

他の人からみたら被害額は少ないですがそれでも酷い客引きに
貴重な時間とお金と体力を浪費してしまったことから、
その日は旅行を楽しめるような気分ではなくなってしまいました。

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6件のコメント

  • 仰る通り!!!

    最近はユーロ圏も全然経済状況が良くないし、周りの国がイスラム教徒だからといってそれを理由に大量の難民がなだれ込んできて住宅事情や・労働状況は過去最悪、インフラの整備に国がお金をつかっているのでゼネコンに関する会社だけが極端に富を確保してしまい、一般人の所得や生活は困窮する一方・・・

    そんな状況ですから少なくとも欧米人のように体格で劣るわけでは無いアジア系でイスラム教徒ではない観光客からはとれるだけとろうとしてるのが今のトルコの観光業・・・

    投稿者様の内容は本当現実をそのまま書き込んでいると思います。願わくばぜひ関わった連中の本名や店名を後悔して欲しかったです。

    普通の人は本当にいい人なんですけどね・・・

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  • わたしらもトルコに行ったときはいろいろなところでじゅうたんを見せてもらって

    お茶をごちそうになって、2時間ぐらいだべって いろいろみせてもらってどうもありがとうっていって 
    何も買わないで帰ったけど。

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    相手をよく見ているんだと思います

    多分、店内に入ってくるお客さんのことをよく観察して行動を選んでいるんだと思います。

    自分の場合は
    ・絨毯もクッションも高すぎていらない、とはっきり言ってしまった
    (この時点で客として気を使う対象から外された)
    ・1人であり海外旅行慣れしている風には見られなかった
    (多少手荒いことやっても捕まるリスクはないだろうと思われた)
    ・お客さんが周りにほとんどおらず自分だけだった
    (トラブルになった感じを見られるリスクが少ないと思われた)

    などなど考えれば色々理由は出てきますが、正直具体的なそれぞれの事例については旅行者本人の経験値と運によるんじゃないかと。もしかしたらたまたまチンピラみたいな奴に当たったのかもですし、トルコへの日本人旅行者が減ったために強引になっているのかもしれないですし、そこはもうわかりません。人によっては客引きを無料の観光ガイド扱いして終わらせることもできるでしょう。

    ただ、イスタンブールのスルタンアフメットではこのような強引な行為もあり、実際に経験したということを皆さんに知ってもらえればとの思いからちゃんと方法含めて書き出しました。ガイドブックには注意しろと書いてありますが、あれだけの文章じゃあ実際に絨毯屋の前に連れて行かれるまで気付かない人も多いでしょう。できればイラスト入りの客引き解説とか欲しいものですが、自分が編纂しているわけでもないですし、こういう文章でのリアルな体験談を参考にしてもらえればと思います。

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  • 「寒いからチャイでも」ですか。

    大体、絨毯、宝石、香木商は世界中何処へ行っても客引きは同じだと思います。
    私は宝石商を14年近くやりましたが一元客に「何語教える」「て?」お茶行こうはしませんね。
    お茶やビスケットなど、出しはするが「ここまで出しから、その」ガイド料でなどとは絶対しなかった。
    茶、菓子、食事を出しても自分の半場リアルおママごとだといつも割り切っているし。
    食い逃げされてもいいのでゴディバもマカロンでもないです。素菓子ですがと
    この商売はフルコミッションで時給、月給制ではないので、店に入った全員から絨毯は買わなくてもこじつけて来るバイヤーのほうが多い。特産品・物だからといってうかつに近寄らない事をおすすめします。
    茶でも!と言われたら「時間ないから」と言ってまくほうが正解です。
    この商売はおタク度が高く、カルーくローンなど組んだら後できっと後悔します。
    値段なんて相場も何もない世界です。買う人が決めるだけなのですから。ヤフオクと一緒です

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  • イスタンブールの治安

    ここまで割と事が大きくなった客引きばかりを書いてきましたが、基本的に旧市街は何度も声かけられます。夜のブルーモスクの写真撮ってたら「写真撮ろうか」とすぐに近寄ってきたり、グランドバザールではアジア人だと分かると4カ国語くらいを駆使してずっとついてきたり、他にもいっぱいあります。観光客がいる地区はそんなもんです。

    地球の歩き方を読んでいるとホテル紹介の前に各地区の治安について書かれているページがありますが、自分からするとあれはほとんどあってません。そりゃ深夜2時に歩けば違うかもしれませんが、日本でも現地に住んでもないのに歌舞伎町観光に言ってそんな時間まで遊んで帰るやつはいません。

    もちろん、アクサライより西の空港寄りは歩いていても電車に乗っていても建物が古くちょっと違う雰囲気だなと感じます。しかし、それは世田谷区を閑静なところだと思い足立区や江東区を危険なところだと感じるのと一緒で、実際の犯罪件数については東京の例のように逆なんじゃないかとすら思います。アクサライ付近で携帯を飲食店に忘れてきてしまったのですが、お客さんがお店の人に忘れ物だと渡してちゃんと預かってもらってました。まぁ丁度時期的に警察が近くをうろうろしてたためかもしれませんが、実際の昼間の治安が悪いとは思えなかったです。アラビア語が街中に書いてあるのは嫌でしたが 笑

    長々と書いてきましたが、旅行者にとっての治安というのはニュースやガイドブックとだいぶ違っていました。日本ではダーイッシュ(イスラム国)が話題になりトルコまで危ないとかなんとか巷で言われてます。成田空港ではトルコ行きの飛行機に乗る場合「イスラム国に参加するなよ!」とか謎の注意をされたりもしてました。そんなん注意する暇があったら客引きのことについて教えろよ。もちろんトルコ政府与党に対するデモがあったりと今後も無条件に安全というわけではないですが、変にアメリカが反体制派を支援したシリアと違ってトルコではダーイッシュの人たちが活動できる余地は少ないでしょう。実際にイスタンブール以外はどこものどかなもんでした。もしも旅行を考えている人がいればテロリストやなんやのことよりも客引きのことを注意してトルコを楽しんで下さい。

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    客引きのことを注意して

    そうですよね。回教徒は世界中にいますし。居ない所は無いんじゃないかな。
    我らがアラーの神とは実は存在しません。形式上、マホメットだと彼を崇拝している派もあるらしいのですが基本
    アラーとは自分自身なんですヨ。
    だから、我と合わない連中は敵になる訳です。今回の騒ぎもそうでしょう。
    これはウクライナよりも厄介だが似たような問題では?人類史上の事なのでおそらく誰にも止められない。
    暴徒するとごらんの有り様になるのです。
    宗教なんて他人に迷惑かけず己の妄想でやって欲しい。
    回教徒になるなよの前に日本だって宗教自由が認められ、派があるでしょう。あれと同じ。
    暴徒してもすぐ取り押さえられてその日のトップを飾り後、全てを失うだけになるのでそれが嫌で政府軍、国連軍と衝突しなくて済んでるのでしょう。やらかすと松本千津男みたくなるでしょう?
    私はコーランに書かれた事が知りたくてアラビア語を独学中。でも経典はヘブライ語混じりだとか?
    読んでから死にたい。MAYJみたいな先生に教わりたいな~
    私は妻と共に回教徒ですから1日5回形式上西方へ礼拝は欠かせませんが。自営業だから出来る。会社勤めでも社内でやるだろうな。礼拝と禁酒、断食ね。客引きする商材ではないし。信者(患者)を一口だとか加入させたところでポイントつく訳でもあるまいしそれこそ、自分達だけでやってるだけです

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  • (3) 日本人女性と現地人の客引きペア

    またもやスルタンアフメット地区をふらふら観光していると日本人女性に「日本人ですか?」と日本語で声をかけられました。さすがに旅先で日本人に声をかけられたら普通は客引きと思わず足を止めますが、そうした瞬間に「どこ行った?」「何の仕事?」「お土産は買った?」などと最大限に高い絨毯を買わせるためか、こちらの情報を引き出そうとします。そしてお決まりの「長く使えるものを親しい人に送った方がいいよ」。

    正直うんざりしてたので「今はお土産だとか買うつもりはない、じゃあね」と言って去りました。スルタンアフメット地区ではどんな人間であろうと街中で話しかけてくるやつを信用してはなりません。

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  • (2) 外国人旅行者を語ったぼったくりバー

    サバサンドを食べにエミノニュの屋台船あたりをうろついているとある1人に写真を撮ってと頼まれた。それぐらいならばと写真を撮ったら「俺はサイクロプス島出身のギリシャ人でサウジで働いている」とかなんとか聞いてもないのに英語でベラベラしゃべりだした。

    最初はこういう性格の人なんだろうと思って話を聞いていたが、「案内するよ」「飲みに行こう」とか言い出してなんとなくガラタ橋を越え電車に乗り、イスティクラール通りを歩いてました。既にタクシィム広場周辺まで観光していたのもあって、こっから先は別々だとかなんとか言ったら「飲みに行くだけ、奢るよ」ととりあえず特定の場所に連れて行きたいんだなと察し、帰ると言って逃げてきました。

    あとからホテルの人にこういうことがあったんだよと言ったら「1人でいる外国人旅行者を狙ってぼったくりバーに連れて行く詐欺」と教えてくれました。

    今から思えばわざとらしいアピールが多くありました。
    ・物乞いにいきなりお金を渡しだし「私優しい人だからね」
    ・電車に乗るのにきっぷの買い方がわからない風を装う
    (妙に道には詳しいのにおかしい…)
    ・こっちの行きたい場所などは一切聞かない
    などなど…

    また前に投稿した内容と同じように「マイフレンド」「マイブラザー」と何度も言ってきました。これは身の回りの留学生などから聞いた話なのですが、ほとんどの海外の国では街中でナンパや友だち作ろうとすることはしないらしいです。そういうことをしたいのなら外国人が多そうなバー・クラブに行くか学校に行くかシェアハウス住むか、など初めに相場と来ている人の層が分かるところでやると言っていました。トルコに限らず、街中で「仲良くなりたい」ってだけでフレンドリーに話しかけてくるやつはだいたい詐欺師でしょう。

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