タイ日本大使館からのメール

日本人が歩くルートは安全なので麻薬も安全ルートを通って運ばれる

要するに観光してる背中合わせに麻薬が存在してるという事。
ペルー、ボリビア、パラグアイなんて、どんなに麻薬が凄いのか誰も知らないだけです。
先日はコロンビアでコカインカプセルを１０４個も飲まされた少女が緊急手術で命を取り留めたというニュースが流れていました。


南米は安い旅行地だとデマに釣られて最低予算で来る人が後を絶たないけど、２０年前の話を現代に持って来ても冗談として通じないよ。
ドミトリーで過ごすから大丈夫、なんて言いながら、栄養失調になってお化けみたいになってる人をしょっちゅう見掛けます。
スペイン語圏と比較してブラジルは貧乏旅行ベースで３～６倍、普通の旅行者ベースで数十倍開きがあります。
そのせいかイグアスだけ見て逃げ帰る人が大多数ですが、中にはリオ・サンパウロにまで来る人が居て泣いてますね。
そんなハズじゃないと２０年前のブログを見て溜息をついても遅いんです。


日本から来てブラジルに降り立った瞬間、日本は木端微塵に吹っ飛びました。
たった１年で違う国になった、そんな実感を感じ、毎年凄い勢いで成長するブラジルと縮小傾向の日本、往復してたら嫌でも分かる。


ブラジル入国後に急速に軍資金が底尽き、麻薬運びで急場を凌ぐ人が居ます。
逮捕されたら運ぶ量によって服役期間が異なります。
イグアスが在るパラナ州にはブラジル最大の刑務所が在りますが、こんなところの世話にならないことだけを祈ります。
僕は日本人の為の通訳ボランティアもしますけど、麻薬だけはダメ、何もしてあげることは出来ません。

世界中の刑務所に何人の日本人が服役中？

中南米でも、安い安いという言葉にはまって、実際は大違いで身動きとれず、麻薬の運び屋さんになり、逮捕され、服役しているのが年に数回の割り報道されています。

メキシコからアメリカへの運び代は一回８０００ドル。麻薬運び依頼者側も、持ち逃げされると大変なので、看視付。ところがこの看視役は、麻薬捜査官から顔を知られている人物。しかし、本人は麻薬所持などしていないので逮捕できず、この人物近辺に必ず運び屋がいると捜します。大概捕まっているのは、空港建物内のロビーで。この間も日本人３人が捕まっています。

メキシコなど治安悪い悪いと大評判ですが、麻薬を買わない、使わない、売らない、運ばないかぎり、いたって平和に過ごせます。麻薬運びで途中で怖くなり逃げた日本人が殺されたりしています。

中南米の物価は、安くないです。メキシコでは食事は日本並みの値段。安いのは交通費だけ。南米など南に行けば行くほど高くなり、パタゴニアなど北欧並みです。帰りヒコー便の変便ができない旅程の人だらけなので、十分な予算でお越しください。くれぐれも、麻薬には近づかないように。

ダメ、絶対？、　。

どれだけ長期で旅行中で、深夜飲み歩いていてもクスリは絶対やめましょうね。
世界で推奨も認めてる国なんかありませんからね
ブタ箱(慰問、面会、見学ツアーがあねあったとしてもアタイはご免)も絶対嫌だけれど、それ以前のステップ屈辱的でしょ？
この頃の旅券、IC頁はとくに注意しましょう。折り曲げると１００%破損になります。長財布と同様に入れておくと便利。尻ポケットは言語同断だけれども。