6日の横田基地公開(日米友好祭)に行ってきました。米軍基地の中に入るのははうん年前に行った板門店の国連軍基地以来で、本当に久しぶり。つくづく感じたのは、やはり前線基地だった板門店に比べれば何とのどかな基地だなあということ。
全く初めてだったので、最寄りの牛浜駅に着いたのか8時30頃。ちなみに青梅特快などもこの日は牛浜駅に臨時停車するので、電車についてはそんなに困らない。人について歩いていくと、ゲートの200メートルくらい前からすでに列が・・・結局ゲートの中に入ったのが9時20頃、ボディチェックも受けて晴れて会場に入ったのが、9時30分頃か。見てて思ったのは、
1.牛浜駅から行く場合は、五日市街道の基地に向かって左側の歩道を歩き、8時頃には着いておくこと。
2.拝島駅から歩く場合は16号線に沿って行くと、牛浜駅から行くより早く基地の中に入れる。
くらいですね。
さすがに「空港」だけあって広い・・・「模擬店」というか、出店の数が半端ではない。・・・二年前は二日で18万人近くが来た(桁が違うかと思った。)とのことで、基地だから敷地はいくらでもあるけど、こんなにたくさんお店があるとは・・・が、12時頃には人が一杯で身動きできないくらいだった。
とりあえず、お店はすっ飛ばして、飛行機の展示に・・・これは、飛行機好きにはたえられないでしょうね。輸送機を中心に実際に中を見学させてくれるとは知らなかった。私は映画好きなので、こういう飛行機の「シーン」はたくさん見ているが、実物は初めて。とにかく感動。
で、今日一番の目玉はもちろん、金曜日に沖縄の普天間基地から飛んできて、月曜日には沖縄に帰る海兵隊のMV-22オスプレイ、である。二機やってきていて、一機は羽を折りたたんだバージョンで駐機していて、もう一機は中を見学させている。沖縄で公開した時は、中には入れてくれなかったらしいけど・・・日本の警察官が二人、さらにここだけ武装した(銃の引き金に手をかけている)米兵が二名、警戒しているのだけど、雰囲気はいたって和やか。
列が短かったので見学に並んでみた。普通の兵員輸送用のヘリコプターみたいで、20人輸送できるそうだが、案外中は狭い。「オスプレイ中隊」と書いた説明看板がある。政治の問題を抜きにすると、羽を上に向けたらヘリコプターみたいに動いて、横にするとプロペラ機になるので、空中で羽の向きを変えればどうだろう、というのは恐らく小中学生だったら、誰でも考えると思うのだけど、それを実現して、実用化されている、というのは、私にとってはリニアモーターカーなんかよりすごいことに思えるのだけど・・・羽の切り替え部分は舐めるように見ました。
気になったのは見学者が、「danger」とか「pressure」とか書いてある配管を触ったり、引っ張ったり(!)していることで、きょうび、博物館の動かない機械でさえ「触るな」と書いているのに、大丈夫なんだろうか?ジモティの人が「日頃聞きなれない音の飛行機の音がしたので、見上げるとオスプレイだった。あれはうるさいねえ。」とか言ってたので、騒音はすごいのだろうけど、動いているところも見てみたいものである。