一点だけ言わせてください。 バングラディシュのビーマン航空というかなり特別な例を引いておられる博識には脱帽します。 でも かの国にあって航空路線を利用できる階層はまったくの一握り以下・・。多くの航空会社を運航させている国々とは明らかに事情が違います。 航空会社の宿命としてその軸足となる市場(当該国)では乗り入れ航空会社より高い運賃を設定すると言うのは常識なのです。 今までのトラウマは置いておいて、今日の国際社会では頼りになる自国の航空会社は必要なのです。残念ながらもう一つの航空会社にはまだまだその実力は無いようです。バックに入るメディアのテコ入れでやや実力以上の幻影は持っているようですが・・・。(いえ 悪意はありません。追いつけ追い越せでやってきた先行航空会社がづっこけたばっかりにクローズアップされてとまどうAXAに代っての発言です) もし貴方が戦争、天変地異などで海外で立ち往生・・と言う事態の時にいったいどうなされますか。それぞれの国が先ず第一に自国民の保護を優先します。 その時点でまさか自衛隊機が飛べとは言わないでしょうね。 まあひょっとして言いそうな気もしますが・・・失礼、今の世の中、東洋の島国であればあるだけ、信頼に足る航空会社は持っていなければなりません。 そのためにもこの航空会社の存続は必要です。 遊びに行くためだけの航空会社ではありません。必要な時に必要な国へのだれでも利用できる交通機関を確保しておくことは国の義務です・・・私は思っています。 もう一つの航空会社に国際線を任せるのは・・・まだまだ力不足と私は思っています。
ANAが国際線を担当するようなプランは、実際に出ているようですよ ANAが国際線を担当するようなプランは、実際に出ているようですよ。 それをにおわすようなニュースが、目に飛び込んできます。 http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100114-00000437-reu-bus_all 全てというわけではないかもしれませんが、JALが大幅に国際線路線を縮小した場合 必然的に全日空のほうが国際線に強いエアラインになっていく可能性はあると思います。 それに見合う実力があるかどうか、それを考える間もなく 状況のほうがどんどんそうなっていってしまうことかと。 そうなったら全日空に頑張ってもらうしかないですよね。 全日空には今後、いろいろな場面で、JALが息を吹き返すまでの間、JALの代役的な役割を演じる場面は増えると思います。もちろんそういうときにいろいろな問題が起こることも考えられます。 >>もし貴方が戦争、天変地異などで海外で立ち往生・・と言う事態の時にいったいどうなされますか。それぞれの国が先ず第一に自国民の保護を優先します。 その時点でまさか自衛隊機が飛べとは言わないでしょうね。 これは政治的な話にもなってしまいますが、自分はJALよりもANAよりも自衛隊機のほうをずっと信頼していますし、自衛隊機のほうがよほど災害時のときなど目的に適っていると思いますし、自衛隊機が災害時などにもう少し簡単に海外へ飛べるようにしたほうがいいと思ってます。 国内のときでも、阪神大震災のときなど、1番活躍したのは自衛隊でしたよね? 中国の四川大地震のときに自衛隊機が出動するかどうか議論されたのも記憶に新しいです。 たしかに、旅客機はたくさん人を輸送できるという利点がありますが、そういう輸送手段としての利用であれば、特にJALでなくても、ANAでも、あるいはほかの航空会社でも役割を担えると思います。
忘れないでね。 エルトゥールル号 テヘランへ、トルコ航空。