キャンティクラシコ Greve in Chianti グレーベ・イン・キャンティ( Greve in Chianti )は Firenze からバスで1時間の所にあり、 キャンティクラシコの中心地です。日帰りの遠足気分で好きなワインをたくさん楽しめるので、 ワイン好きな方にはたまらないでしょう。尚、この小旅行はワイナリー巡りをするのではなく、 ワインセラーで 140 種類ものワインからお好みを探す(つまりしこたま飲む)というものです。 数か月前に一度報告したので、ご記憶に残っていらっしゃる方も多いかも知れませんね。Firenze から気軽に行けるのでお薦めです。 Firenze 駅前のSITA社のバスでGreve in Chianti に行きます。乗車賃は往復で € 3.1 x 2 です。尚、Greve in Chianti 行はルートが via Ferroneとvia Grassina の2つがあり、 料金は同額ですが Grassina 経由の方が丘陵に展開するワイン畑をパノラマで見ることが出来ます。 この場合、往路はバスの右側、復路は左側に座るのがお薦めです。私達は知らずに9時半発の Greve in Chianti(via Ferrone)に乗りましたが、運転手さんが同時出発のGrassina 経由の Panzano行に乗車するよう勧めてくれ、約1時間で Greve in Chianti に到着。途中、車中から お薦め通りの素晴らしい景色(5月の葡萄畑)を楽しめました。 Greve in Chianti のバス停で降りると、少し先の左手に Coop があります。この Coop の 裏から地下に入るとエノテカ・レ・カンティーネ(Enoteca Le Cantine:無休、10 時-19 時) があります。140 種類(100 種類とも書いてあった)のワイン・グラッパ・オリーブオイルが 楽しめます。 先ずカウンターで好みの金額のプリペイドカードを購入し、そのカードを15本が1グループで まとまったワインスタンドに挿入し、飲みたいワインのボタンを押します。 すると一定量のワインがグラスに注がれ、その金額(€ 0.5-2.7)がカードから相殺されます。 尚、カードに残額があれば返金してくれます。ここで「これが一番旨い」と見つけたトスカーナ ワインが、Firenze のレストランや Frankfurt の免税店に置いてあり、さもありなんと思い ました。まあ 1本 € 32.- もするので、当然と言えば当然ですが。 サラミ・サンドイッチ・チョコレート・チーズなどのおつまみ(有料 € 3-5 )もあり、時間と 体力の許す限り楽しめます。また、パン(小片)は無料。尚、道を隔てた反対側の地上階にワイン 博物館もあります。 村の中心である三角広場の角にINFO。広場に面したお肉屋さんのマッチェレリア・ファロルニ (Macelleria Falorni:無休、8時-13時、15:30-19:30)にも小さなエノテカが併設 されており、€ 10 を払って前述のプリペイド方式で4種類のワインの試飲ができます。ここは お肉屋さんなので、少量のサラミ・チーズは無料。驚いたことに1998年のモンテプルアーノが 試飲できました。お店の前には大きなテーブルが置いてあり、店内で買った生ハムやサラミと 一緒にこの村で買ったワインを楽しんでいいよ、と解釈。この店の名物は地域原産のWild Pig (チンタ・セネーゼ)のサラミ。昼食はトラットリア・ネルボーネ(Torattoria Nerbone: 火曜休み、12:30-14:30、19:30-22:00)か、三角広場を見回せばレストランが数件あり、 魚料理を出す一軒を除いてその他は値段も手ごろです。 それでは楽しい(話飲)の旅を。
140種類ですか! ブダペストでも 詳しい情報&体験談、ありがとうございます。 このような情報、ご自分で集められて現地を訪問したのですか? すばらしいですね。 私もネットでいろいろ調べているのですが、結局は「地球の歩き方」頼みが多くて、なかなか独自ルートは見つけられず、、です。 頂いた御情報とはあまり関係ないですが、 ブダペストの中心部で、50種類のワインの試飲し放題というところがありました。 「地球の歩き方:ハンガリー」にも載ってますけど。 "The House of Hungarian Wines" http://www.kertnet.hu/mbh/indexa.htm 私の体力だと、30種類が限界でした、ハハハ。