レポート

アルゼンチンの旅④ サルタ発「雲の列車」Tren a las Nubes

公開日 : 2011年11月01日
最終更新 :

こちらの掲示板で 私が立てた「雲の列車」ついてのトピックスです↓
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/381818/-/parent_contribution_id/381818/
DiegoForlanさん desdebuenosairesさん 皆様!素敵な時間を過ごせました!ありがとうございました!

★至れりつくせり 列車の旅!
列車には6:30までに乗車、車内もひんやりしているので、上着が必要でした。
駅には「高山病の症状に効果がある」コカの葉売りのおじさんがいるが、早朝の駅とその周辺では、飲食物の販売はない!(前日に何か用意しないと・・です)
バウチャー・パスポートを窓口に提示し、乗車手続き終了(全席指定・ほぼ満席です)
7:05発 サルタ市内を通過する際は、治安上車内が見えないようにブラインドを下す
車両ごとに、担当乗務員がおり 映像を使って景色・スイッチバックなどを説明してくれる。
約16時間の走行中、客が退屈しないように志向をこらしているが、西語のみ。
復路はフォルクローレの生演奏・誕生日を列車で迎えた人のお祝い!などアトラクション各種有り!
山頂駅は4200mの高地!! 高山病の症状が出る人もいます。
高山病等で気分を悪くした人の為に、 酸素ボンベ・薬・医師が常駐する「保健室」がある!
それでもダメなら搬送用の救急車が列車と並んで走っているので高地でも安心?

★南米のグランドキャニオン?!
ペルー南部 コルカ渓谷も同じ異名があります
コルカ渓谷は足元から渓谷を見下ろすのに対して、こちらは見上げるイメージです・
列車が走る近郊の町には、カファジャテ渓谷・ウマワカ渓谷など 風光明媚な渓谷が沢山あります。
カラフルな地層がむき出しになっている山脈・風のいたずら不思議な形に削られた岩山・サボテンの並ぶ荒野にアルパカの群れ(リャマ? ビクーニャ?)
雲ひとつない 青空の下 列車乗客の皆さん 窓に鈴なりになってシャッターを切っていました。
写真を撮り損ねても(同じ線路を往復する)帰りに同じ風景を再度楽しめます(多分)

★あこがれの食堂車
軽食のサービスが、朝・夕にあり(パン・飲み物)。
昼食の無料提供はないので、車内のビュッフェか食堂車を利用可(持ち込んだ食べ物で、済ませるのもOK)
食堂車は、朝に乗務員が希望を取りに来る(利用時間指定・予約券に記載)
料金 約90ペソ(ユーロ・米ドル・カードOK)
飲み物はビールやワインなどが楽しめるが、昼食時は飲み物だけの食堂車の利用は不可。
グラスワインがなく、ハーフボトルを空けてから、高地では「飲酒はほどほど」ということを思い出す(笑)
メインを 牛・鳥・オムレツから 選ぶことができる(西語メニューのみ)
ビュッフェでは、軽食・飲み物販売有り。カウンターからの眺めがよく、窓を開けて写真を撮るにはお勧め! 

★4200m「サン アントニオ デ ロス コーブレス駅」国歌斉唱~♪ 
14:30 山頂駅の先にある鉄橋をゆっくり渡ってから、再度バックして駅に戻る(鉄橋を2回楽しめる演出)
往路は下車が出来なかったので、全員山頂駅に降り立ち 絶景を楽しむ。
展望台から 鉄橋と列車の記念撮影をするが 高地なので息切れがします。ゆっくり行動を!
駅に、アルゼンチン国旗・サルタ州旗を持った乗務員が並ぶと BGMが流れ国家斉唱。
鉄橋の下には、列車を撮影しに着た観光客が文字通り、豆粒のように見えました。
(地元でも大人気の列車 撮り鉄さんも多く、各地で列車に向かって手を振られた)
短い停車時間が終わりに近づくと、お土産売りのインディヘナさんは、記念撮影用のリャマと急な斜面をスタコラ駆け上って帰っていく(おばあちゃんも実に早かった!!)
復路は18:00頃駅にて20分下車 インディヘナさんのお土産売りがイッパイでした。
日本の「七輪」に似たものでパンを焼いて売っていた、パリッ!とした生地にチーズがトロ~リ!
デカイ・ウマイ・安い(80円)満足の裏側は・・・真っ黒だった(笑)

★アミーゴ! アミーガ!
アルゼンチンのみな様・・・打ち解けると、親切で気持ちの良い人たちだと分かる!
ボンビージャでマテ茶をご馳走になったり、簡単なダンスも教わる(皆さん踊りが上手です)
奥様同士の料理談義には、筆談・イラストを駆使して私も参加! 家庭料理を教えてもらう。
日本の牛肉の高さ・薄切りが多いとの説明に「唖然!」アルゼンチン移住を勧められる(笑) 
これほど楽しい列車の旅は、本当に久しぶりでした。

★サルタへ到着
夜23:40ごろサルタ駅到着 駅にはタクシーも止まっていました
駅前の通りには食堂やペーニャ(民謡酒場)が営業中! 街も明るいし、人も多いので身の危険は感じずホテルまで歩けました。

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3件のコメント

  • サルタ発「雲の列車」Tren a las Nubes 旅スケ スケジュール&写真をUPしました 

    サルタ発「雲の列車」Tren a las Nubes 旅スケ スケジュール&写真をUPしました 
    http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/14806/

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    11/12/01 10:41

    Re: サルタ発「雲の列車」Tren a las Nubes 旅スケ スケジュール&写真をUPしました 

    のりーたさん写真拝見しました。
    私はいまの処南米は予定無しです。

    アルゼンチンの列車DVDは世界の車窓からと集英社のを持っていますが、集英社は採算が取れないらしくあと数部残して打ち切りになりました。
    私は鉄道好きですがアルゼンチンでは飛行機とバスだけでした。

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  • 退会ユーザ @*******
    11/11/05 08:24

    よかったですね

    のり-たさん、雲への列車楽しめたようでよかったですね。

    鉄橋での国歌斉唱は私も忘れられない思い出です。

    広い国土なのに時差のないアルゼンチン、西部のサルタの朝6時台なんて日本人的には”真夜中”って感じですよね。


    以下は私が撮影した写真集です、ご参考まで。
    http://ow.ly/7jEIQ

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    道標(しるべ)ない旅・・・・・ありがとうございます!!

    DiegoForlanさん こんばんは

    その節は 色々お世話になりました
    おかげさまで 雲の列車を楽しむことができました
     
    日本では 食堂車を利用することはあまりないので 食堂車も利用しました
    頂上駅到着時間が迫っていたので 皆さん慌てて食べましたが
    ワインまで飲めたし 本当に贅沢な時間でした

    列車の乗客の皆さんが とても良い方でした!!
    アルゼンチンの家庭の味を 色々教えてもらいました 言葉はよく分かりませんが、料理の話しになると 身振り手振りでなんとか通じるのが不思議です
    私も 日本の「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」を説明しましたが
    お肉の国アルゼンチンでは、牛肉を 紙のように薄切りにするのは ナンセンスのようですね
    エンパナーダも作ってみましたが、サルタで食べた味には程遠いですね。
    Milanesaはマズマズの出来でした!




  • ↑追記 雲の列車「Tren a las Nubes」手配編!

    前記のレポートを読んで「私も雲の列車に乗りたい」と思った方も いるかもしれません。
    私が事前手配で難儀したことも・現地で集めた情報をできるだけ書きます。

    ★とほほ・・・連続 手配について★
    Tren a las NubesのHP http://ow.ly/5Rqmk
    人気のある列車です! 3ヶ月前でも満席の日もありました。
    限られた日程の中で確実に利用するために、事前に手配をしたかったのです。

    ★ネット申込みについて(×)
    HPから予約をしようとしました、支払い(カード情報)の入力まで行くと必ずエラーになりました。
    カード会社に問い合わせても「列車の会社の都合・当方との取引がないのでは?」とのこと。
    (中南米だと外国人や外国のカードは×ってのが多い!この手のトホホは初めてではない)
    早々にあきらめ、他の方法を考える。

    ★日本の旅行社に代理手配(×)
    日本の旅行社(地球の歩き方 アルゼンチン)に広告を載せている会社に、代理手配が可能か電話で問い合わせるも、全滅!!(涙)

    ★アルゼンチンの日系旅行社(◎)
    大使館のHPで見つけた 旅行社一覧↓(大使館の情報というので 信用してみる)
    http://www.ar.emb-japan.go.jp/ContenidoJP/07.ServiciosJP.htm
    夏に掲載されていた6社にメールで問い合わせ、即日2社から返事有り。
    代理手配可能だったのが 「宮本旅行社」と↓
    日本ツーリスト http://www.nippontourist.com.ar/
    ブエノスアイレス⇔サルタ 往復航空券 と 雲の列車の手配を頼みました(手数料有り)
    支払いは、旅行社指定の日本の銀行口座へ円で振り込む。
    振込み後、メールでバウチャーと オマケ「カファジャテのワイナリー招待券」が送られてきました。
    メール対応は大変丁寧で、現地の情報をもらえ日程についても相談にのっていただけ助かりました。
    当時チリの火山噴火の噴煙が、アルゼンチン国内線にも影響が懸念されたし、現地の最新情報をもらえて頼りになりました。

    ★現地で手配(サルタで予約する場合)
    ・サルタの旅行社で予約する場合
    サルタの「ブエノスアイレス通り」をサンマルティン広場から、カテドラルまで歩けば旅行社が沢山あり、ほとんどは列車の予約が可能です。
    ・駅へ直接行き予約する場合
    正面玄関の右隣が、事務所入り口です(乗車率が常に8割以上なので、お早めに!!)

    ★早くサルタに戻りたい人にお勧め!! 
    「宮本旅行社」 も、対応も丁寧でした(列車の代理手配OK)
    同社から、面白い情報を頂きました(以下メール抜粋)
    「雲の列車は、夜中0時頃にサルタ駅に到着します。
    行きは『雲の上 列車』に乗車し、帰りは『MOVITRACK』というトラックに乗車するオプションツアーに参加すると、19:30分頃サルタ セントロ到着します・・」 
    MOVITRACK HP : http://www.movitrack.com.ar/)
    私はこのツアーには参加しませんでしたが、高地なので体には負担が掛からないし、列車を外側から見られるので「撮り鉄さん」には楽しいかも・・・

    ★もし列車に乗れない時には・・・
    ブエノスアイレス通りでMOVITRACKの旅行社発見!(黄色いトラックの模型が目印)  
    サルタ周辺のツアーも色々催行しています、列車運行日には、列車と似たようなコースを走るので「列車の写真が撮れる」とかいう説明もありました(笑)
    こちらのツアーは曜日によって、催行されるツアーの内容が異なりますので注意。
    他の旅行社でも、列車運休日にも似たようなツアーを催行している会社があります。
    列車に乗れなくても、山頂駅へいけるらしいです(列車よりも安い)

    おまけ
    アルゼンチンの旅①②③
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/387332/-/parent_contribution_id/387332/
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/387447/-/parent_contribution_id/387447/
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/387806/-/parent_contribution_id/387806/
    ↑の前 アトランタ市内散策 4時間?!
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/387176/-/parent_contribution_id/387176/

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