09/06/01 00:35

1)フランスの温泉地の公衆浴場

旅行中、温泉に入ってみようと思って、Aix les Bainsと、 Evian les Bains を旅程に組み込んだ。
Evian les Bains はミネラルウオータのEvianをボトルに詰めている町です。

タラソテラピーみたいなことをする訳じゃないから、一般温泉浴のできる公共の温泉施設、les Thermes (仏語でレ・テルムという)へ行った。
一回券(外へ出なければ一日いてもよい)が、Aix les Bains が18ユーロ、Evian les Bainsが25ユーロだった。
水泳パンツと水泳キャップ着用必要。キャップは持って行かなかったので、現地受付で購入した。
ガウンや、バスタオル等は貸してくれる。(料金内)

温泉と言うより、日本で言う温泉プールと同じだった。プールはぬるい。泳ぐには適当な温度だった。泳がずに浴につかっているのが本来のやり方らしい。
サウナ(saunaソナ)とハマム(蒸気蒸し、hammamアマム)が併設されていて、自由に入ってよい。
ハマムは、サウナほどひりひり熱くないので、ある程度長く入っていられる感じだった。

Aix les Bainsでは男女混合のサウナとハマム、女性専用のサウナとハマムの設備があったが、Evian les Bains では、男女混合室のみだった。
水着着用だから男女混合でも別にかまわないわけで、夫婦では、ハマムの中では、肩を寄せ合ったり、手をつないだりして腰掛けている方がいました。

サウナとハマムを出たところに、ガウンなどを掛ける小室があり、そこで、若いカップルが、ハマムからそろって出てきて、「よかったわね~」みたいな感じで抱き合ってキスしたりして、このような場合一般的に女性の方が積極的で、男性の首に両腕を回し何度もキスを求めるようでした。
老年のご夫婦は、すぐそばにそんなのがいても一向にお構いなしで、出てくると仲むつまじく汗を拭いたりして、内心(私たちも昔、よくあんなことしたわよね~)という感じなのかも。

フランスでは、温泉は病気治療や健康増進が主目的なので、プールでは一定時間毎にインストラクターが水中での体操を指導します。(そのときプールの中にいる人はこれを受ける。)
また、治療のため温泉水を飲む場所があって、使い捨てのコップが置いてあり、これに受けて飲む。
公営の、治療のためのコースも併設されていて、建物の別の区画で実施していました。

高級ホテル内では、治療、エステなどのできる設備が整えられていて、一日100ユーロ程度からの治療費で、10日とか1ヶ月とかの宿泊治療コースがあるようでした。

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1件のコメント

  • これがオランダだったら、

    テルムは男女一緒で、みな裸です。水着用禁止なのです。

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    09/06/01 18:12

    Re: これがオランダだったら、

    Terra Africa さん  レスありがとうございます

    水着着用禁止は、入浴前のシャワーで汚れを洗い流すのが難しいとか、
    水着に雑菌がついている可能性とかで、浴が汚染されるのを防ぐ衛生的観点からでしょうね。
    日本でも、浴場で湯船にタオルを入れないでください、というのがありますね。

    サウナの中には、男女が重なっちゃってるのもいましたけど。
    (公園やセーヌ河畔と同じ、男性が下で女性が上です。)
    汗だくの中でああしていると、幸福感がわいてくるのかも。

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