レポート

マルセイユ駅での荷物預け(コインロッカー)

公開日 : 2008年09月28日
最終更新 :

先月、南仏プロヴァンスを旅行してきました。
滞在した町、及び散策した町は大まかに挙げて次のとおりです

1 ヴァラブレーグ、マザン
2 ソー、ボーム・ド・ヴニーズ、クリヨン・ル・ブラーヴ
3 マロセーヌ、ヴェゾン・ラ・ロメーヌ、ヴァルレアス
4 カマルグ(サラン・ド・ジロー、サント・マリー・ド・ラ・メール)
5 エクサン・プロヴァンス
6 マルセイユ
7 オーバーニュ、トゥーロン

旅程の中で、マルセイユ・サン・シャルル駅のコインロッカーを利用しましたので、場所・使用方法等についてご報告します。

●場所 構内1箇所で、設置位置は駅南側プラットホームA(Voie A)の横になります。
●利用時間 7時15分~22時00分
●料金 72時間まで、小4.00ユーロ、中6.50ユーロ、大8.50ユーロ(スーツケースサイズだと「中」に十分収まるようです。)
●使用方法
①ガラス戸を開けると空港のような金属探知ゲートと荷物用のX線検査機があり、ロッカー室に入るためにはすべての荷物(預けない手荷物も)を検査機のベルトコンベアに乗せなければいけません。(係員は怖そうな黒人の男性でしたが、そんなにシビアにチェックしていなかったような気がします。)
②ロッカーの使用方法は、ロッカーの扉を閉めてコックをひねり、コインを投入し(紙幣は使用不可)、出てきた開錠用磁気カードをピックアップするというものです。
私はちょうどコインを切らしていましたが、窓口で両替してくれました。
③カードをロッカーの挿入口にいれると開錠されます。
●その他
 出入り口を外から見ていると、バックパッカー系の旅行者の出入りが結構ありました。大きなバッグをコインロッカーに預けてマルセイユの町に繰り出すという流れがあるようです。

また、アヴィニョン・サントル駅のコインロッカーについて、先月あるトピックに上がりましたので、気になって探してみたところ、
駅舎正面を一旦出て、同じ駅舎の左手奥にありました。
外から覗いてみただけですが、マルセイユと同じような形式の検査機が見えました。

下はコインロッカー室を撮影した画像です。
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/20056120093be743bc34001a842ffab118c63f430/141321417295952221

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6件のコメント

  • 2013年欧州文化首都にマルセイユが選定される。

    昨年、今年とマルセイユの町なかを歩いて、至るところに掲出されている「Marseille-Provence 2013」と書かれたカラフルなロゴマークを目にしました。

    EU加盟国が持ち回りで自国の都市を選定する「欧州文化首都(CEC)」で、フランスが受け持つ2013年CECの招致運動が国内各都市で繰り広げられていましたが、
    最終候補都市に残っていた4都市(マルセイユ、リヨン、トゥールーズ、ボルドー)の中から、先日9月17日の最終選考会でマルセイユが選定されました。

    前回2004年にフランスにおけるCECを経験したリールには、この期間に多くの観光客が訪れ、当地の地域的文化を全欧州的に発信する機会とともに、絶大な経済効果がもたらされたとされています。

    マルセイユは周辺都市の協力を得て「Marseille-Provence」という呼称で申請しており、今後2013年に向け、マルセイユ及びプロヴァンスが文化的・観光的に賑やかになっていくものと思われます。

    関連記事
    http://www.lefigaro.fr/culture/2008/09/16/03004-20080916ARTFIG00612-marseille-capitale-europeenne-de-la-culture-en-.php

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    欧州文化首都

    Mabou-lceさん、こんにちは。

    重い荷物があるために途中下車をして町を歩くことを断念していた旅行者も、
    気軽に駅のコインロッカーを利用して身軽に町に出られるとなれば、今回報告してくださったコインロッカーの画像つきレポートは、
    今後旅行者の旅程作りを大きく変えるほどの劇的なものであったと思います。

    それにしても、ヴァラブレーグ? マロセーヌ?
    さらにディープなプロヴァンス旅行をされていますね。

    欧州文化首都といえば、10年ほど前にスウェーデンのストックホルムを訪れたときに、
    町なかのいたる所に「Cultural Capital of Europe」や「Stockholm 1998」の文字を見かけたことを覚えています。
    当時は何のことかよく分からなかったのですが、Mabou-lceさんの旅行記を読んでハッとしました。そのようなイベントとして盛り上がっていたのかと。

    ニースは残念ながら今回早々に落選してしまったようですが、やはり文化的にアピールする要素が乏しかったのでしょうか?
    プロヴァンス対コート・ダ・ジュールの対決に、私もちょっと興味があったのですが。

  • エクス~マルセイユ間の鉄道運行再開日

    エクス~マルセイユ間の鉄道は、2006年の秋以来、複線化等リニューアル工事中のため、代替バスによる運行となっていますが、
    現地滞在中、今年12月14日が再開予定日となる旨の情報に触れました。

    開通後は、上下の総本数が以前の48から96と倍増になるとのこと。
    またエクス~マルセイユの料金は普通・片道で6.70ユーロで、以前と同じです。(代替バスも6.70ユーロ)

    関連記事(La Provence紙電子版)
    http://www.laprovence.com/articles/2008/08/29/550025-A-la-une-Le-TER-Aix-Marseille-va-enfin-trouver-sa-double-voie.php

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    Re: エクス~マルセイユ間の鉄道運行再開日

    待ち遠しかったですね。15分から30分間隔の運転、と
    書いてありましたね。車両も新型になるのでしょう。

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  • マロセーヌのこと、カマルグのこと

    ●GGA02757さん

    アヴィニョンのコインロッカー室がある方向は、バスターミナルとは反対の側になります。
    (コインロッカー室は駅舎を出て左、バスターミナルは右になります。私の書き方が良くありませんでした。)

    Malaucèneの印象としては、美しい町であった、としか言いようがありませんが、
    この町はダンテル・ド・モンミライユやヴァントゥー山を巡るサイクリストの拠点として知られていると思います。

    ところで先日、2009年のツール・ド・フランスのコースの一部が発表され、最終区間の1つ手前の区間として、モンテリマール~ヴァントウー山が設定されました。
    おそらくマロセーヌを通過するものと思われます。日にちは来年7月25日(土)です。

    関連記事(La Provence紙電子版)
    http://www.laprovence.com/articles/2008/09/26/574758-Sport-Region-Le-tour-de-France-sur-le-mont-Ventoux-c-est-officiel.php

    ちなみに、2009年のグランドスタートはモナコです。(7月4日)

    ●mamoruさん

    コックは正しく訳すと「栓」のことですね…。

    カマルグの馬については、遠巻きに見たのみで、どれが子馬だかはっきり分かりませんでした。
    白馬の毛色が成長によって変わるということは恥ずかしながら知りませんでした。
    もし知っていれば、もっと注意して見てみたかも知れません。

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    アヴィニョンのコインロッカー

    駅に向かって右かな、とも思ったのですが、写真を見て「駅に向かって左なのかなあ」と推測。
    バスターミナルと反対の位置なら、もともと荷物預かりのあったところですね。聞いて良かった。

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  • 08/09/28 23:46

    コインロッカーの 「bouton (ブトン) を回す」

    お帰りなさい

    1. コインロッカー
    おそらく、国鉄sncfのコインロッカーはどこもこのタイプなんでしょうね。

    最初に、パリでこのタイプに遭遇したとき、
    蓋の横に書いてある使用法を読んだら、
    1) 荷物を入れる、
    2) 蓋を閉める
    3) bouton を回す
    4) お金を入れる 
    となっているけど、はて、どれがbouton(ブトン) かと、面食らいました。
    x線の係の人に、どうやって使うのか聞いたら、
    上と同じように、「boutonを回すんだ」と言われて、
    そうですかと言ってロッカーに戻っても、どれがboutonか、分かりませんでした。
    と言うのも、ドアに付いている灰色の直径15cmくらいの凹んだつまみみたいなのは、
    ドアを引き出したりするためのただのつまみと思っていたのです。
    また、boutonという単語は、仏語では
    1) 花のつぼみ、
    2) 洋服のボタン
    3) ラジオや電灯などのスイッチ
    4) ドアノブ
    いずれも小さくて出っ張っているものをイメージしていたのですが、
    どうも、出っ張っているものが見つからず、
    あんなに大きくて引っ込んでいるものをboutonというとは知らなかったのです。

    それで、別の客が来るのを待ったいたら、
    2家族ぐらいのグループが来て、みんなでがやがや言いながら荷物を入れているので、
    どうやってやるのか聞いたら、やっぱり、boutonを回すんだというので、
    どれがboutonですか、と聞いたところ、灰色のでっかい凹んだ円盤状のものを指さして、
    これを回すのよ、なんて、おばさん達が私の周りに来て教えてくれました。
    (Mabou-lceさんは、コックをひねる、と書かれていますね)

    うーむ、boutonというのは、形ではなくて、
    機能がスイッチやドアノブと同じなら、そういうのかと言うことを
    このとき知った次第です。
    (いやはや)

    2. カマルグ
    カマルグへ行ったのは、今年(2008年)の4月下旬頃でしたが、
    生まれて間もないカマルグの馬が何頭もいました。
    不思議なことに、全部黒か焦げ茶色でした。
    案内のガイドさんは、カマルグの馬は、生まれてすぐは黒い色をしているが、
    成長するに従って全部白色になると言っていました。
    夏に行かれたようですが、黒い子馬は成長して、
    もう白色の馬ばかりだったのでしょうか。

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    08/09/29 04:22

    Re: コインロッカーの 「bouton (ブトン) を回す」

    >機能がスイッチやドアノブと同じ

    確か 金庫のダイヤルとか 車のエアコンとかのダイヤルとか
    もブトンだったように思うことから
    フォルムが"arrondie"だったら何でもいいのかと思ってました。

    他にも、今、ことばは、思いつかないですがおかしなことが
    よくあるような。
    変わった人たちが思考し、しゃべる言葉だからしょうがない。

    ああ、おかしなと言えば、nue で画像検索し、何のヌードかと思い、
    mains nues,_ pieds nus,_ tété nus_ ってのは扇情的なようで
    boutonほど扇情的でもなんともない。
    ちょっと例が外れてしまいました。

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  • マロセーヌ

    マロセーヌ、この掲示板では、珍しい地名ですね。どういう印象でしたか。

    この近辺の小さな村々、いい感じですよねえ。

    http://www.viamichelin.com/viamichelin/gbr/dyn/controller/Cartes?strCountry=1945835&strAddress=&strMerged=malaucene&ie=UTF-8&x=60&y=15

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  • Mabou-lce さん、ありがとうございます!

    お帰りなさい。

    マルセーユのロッカー、イビスホテルに近い側ですね。
    一方、アヴィニョンは、バスターミナルに近い側ですね。
    今後、この質問にはこの写真へのリンクを紹介すればいい、ということでしょうか。

    それにしても、質問する人と調査して回答する人。これらが2分されてしまっていることにちょっと理不尽さを感じてしまいます。

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