いまわざわざミャンマーに行く前に、こういう考えがあることを理解して置いてください。

長井健司さんが殺害された事件とは別に、
もともとミャンマーの軍事政権には
世界中が反対していて、
「Lonely Planet」が「Myanmar (Burma) Travel Guide」
を出版した時も、欧米では問題になったくらいです。

ミャンマーに観光旅行に行くことは、
ミャンマーの軍事政権を助けることになります。

アウンサンスーチー女史の言葉。

>>(旅行者たちへの助言を求められて・・・)
>> まず最初に、なぜ来たいのか、自分に問いかけてほしいのです。ある人たちは、ただ、写真を持ち帰り、ビルマに行ってきたと言うために来ます。また、純粋に文化に興味をもって来る人々もいます。でも、ビルマに来る旅行者に何と言って助言すればいいでしょうか。「どうかご自分に問いかけてください。どうしてこの国に来たいのですか。来ることによって、この国に何か良いことをしていると思いますか。それとも、あなたの虚栄心と好奇心を少しばかり満足させるためですか」。

ビルマ民主化支援会/Support Campaign for Democracy in Burma
http://www.scdb.org/index.html

ミャンマーへ行くにしても、そういう考え方があるということを、
十分承知した上で、旅行を考えてください。

みどりのくつした

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1件のコメント

  • >アウンサンスーチー女史の言葉。

    みどさん久々のヒットですね、いや知らなかったですスーチーさんの言

    葉、トピヌシさんからのコメントがなかったので横から一言、失礼。

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    僕はずいぶん前に「地球の歩き方」で、ミャンマー旅行について警鐘を鳴らしているんですけどね。

    「地球の歩き方」の掲示板は、とにかく検索がまともに出来ない
    欠陥掲示板です。
    そのうえに、昔の掲示板のURLをあっさり変えてしまったりします。

    ですから僕が昔ミャンマー旅行は考えるべきだと提案したことも、いまは検索できません。

    もともと、
    このミャンマーの軍事政権の非民主的な体制には
    欧米諸国は反対していて、
    (前にも書きましたが)
    「Lonely Planet」がミャンマーのガイドブックを出したことそれ自体に、
    非難が集中したことがありました。

    僕はそれについて、「地球の歩き方」で書いたことがあります。

    人一人の力は小さいものですが、
    例えば、
    長井健司さん殺害に抗議して、
    日本人旅行者が全く行かなくなったとしたら、
    それは、
    ミャンマーの軍事政権に、
    日本政府ではなくて、日本国民の怒りを示すことが出来ます。

    いま、ミャンマーに旅行することは、
    ある意味、
    長井健司さん殺害に、怒っていないという意思表示です。

    ですから、
    心ある旅行者ならば、
    少なくとも、長井健司さん殺害問題が、解決されるまで、
    ミャンマー旅行を控えるという考え方は、
    あるでしょうね。

    それに、世界にはいろんな国があり、
    旅をする目的地は、ミャンマー以外にもたくさんあります。

    その時期に、
    わざわざミャンマー旅行をするという旅行者は、
    ミャンマーの軍事政権を支持する意思を示したと、
    思われても仕方ないでしょうね(涙)。

    でも、普通の日本人旅行者は、
    世界情勢も、政治も、歴史も、なにも理解する程度の知能がないですからね。

    ただ、ミャンマーに行って、旅行自慢をしようとするだけの、馬鹿旅行者ばかりです。

    みどりのくつした