フラマン語のgの発音 >また「ヘント」といってもフラマン語のgの発音は非常に難しく、 フランドルのオランダ語のgの発音は日本人にとって別に難しくないですよ。オランダの発音に比べるとむしろやさしいと思います。 ga ヒャ gi ヒ(日本語のヒ) gu ヒュ ge ヒェ go ヒョ という具合にヒャ行(?)で発音すればほぼ通じます(もちろん例外はありますが)。だからGentもヒェントで大丈夫。
Re: フラマン語のgの発音,地域差が大きいと思います コメントありがとうございます。 私が毎年滞在するベルギーのフラマン語圏の都市では、アムステルダムでよく耳にするのと同じく、gの音を喉の奥からしぼりだすような声で発音しています。ただし、語彙やその他の発音の面では、アムステルダムのオランダ語とベルギーの当地のフラマン語では、大きな差異があります。 ベルギーのフラマン語圏内でも、オステンドとアントワープとではかなり違いますね。地域差が大きいと感じます。結局のところ、Gentの発音はカタカナ表記では非常に難しいと思っています。
フラマン語 そもそもフラマン語というオランダ語とは別の言語があるわけではなく、フランドル(ベルギーのオランダ語圏、フランデレ)に広く通用する地域スタンダードがあり、これがオランダ(広義のホラント)に広く通用する地域スタンダードに対置されているわけです。両者はオランダ語あるいはネーデルラント語Nederlandsという名称で一つの言語として扱われます。 フランドル・スタンダードではgは日本語のヒで発音されます。これはテレビやラジオのアナウンサーの発音を聞いていてもあきらかです。オランダ・スタンダードではochocientosさんが書いておられるように喉の奥で作られる摩擦音です。 地域差はフランドルでもオランダでもそれぞれありますが、わたしが指摘しているのは広域スタンダードレベルのことです。 カナ表記が難しいというのは以前も別の方とのお話で出ました。明らかな間違い表記も時々見受けられますが、大筋ではわたしも簡単ではないと思います。さらにフランドル、オランダ以外の地域ではオリジナルの発音が浸透していることはあまり期待できないので、フランスやドイツで切符を買う時は、紙に地名を書いて求めた方が確かに無難な気がします。 ただしこの場合も、ブリュッヘ(ブリュージュ)、レーベン(ルーヴァン)、リエージュ(ライク、リュティヒ)などはオランダ語、フランス語、ドイツ語でそれぞれ表記も発音も違うので、切符を買う場所によっては紙に書いても簡単に行かないかもしれません。