チップを払うような雰囲気になったときに払えばいいだけです。 チップの問題は、海外旅行の定番質問です。 ガイドブックには、一応、目安が書いてあったりします。 でも、ガイドブックは間違っていると言う人もいます。 日本人は、ほかの人がどうするのだろうと考えて、 ほかの人と同じようにチップを払うことがいいと考えます。 だから、ほかの人はどうするのだろう? 一般的にはどうなのだろう? と、調べ始めます。 日本人は、恥をかかないために、 一般原則、一定の規則を作ろうとするんですが、 もともと、チップはそういうものではないんですよ。 で、僕の考え方は、 「チップを払うべきときには、チップを払うような気分になる」 ってことですね。 また、相手がチップを期待しているときは、 それは、わかります。 逆に、自分がチップを払いたくなる気分になることもあるわけです。 でもまあ、日本人が世慣れた欧米人と同じような行動をとると 誰も考えてませんから、 欧米人のやり方をまねしたところで、 場違いなことに、変わりはありません。 一番恥ずかしいのは、 チップを払うべきかどうかばかり考えて、 どこでも、チップを出しすぎる日本人ですね。 これは、現地のレストランで働いている人も、 「日本人はチップを払いすぎて馬鹿にされている」 と、嘆いてました。 この質問に対しては、 そのアパートの雰囲気を見ることです。 誰もチップを上げないような雰囲気のところで、 チップを出すと、馬鹿にされます。 チップを出すようなところでチップを払わなくても、 「日本人だから」で、済みます。 ま、そんな感じですね。 大体、海外旅行を楽しみに行くのに、 チップで悩むなんて、日本人しかいないでしょうね。 チップ問題を語るのも、日本人だけでしょう。 それは、ほかの人と同じことをしなければならないという、 日本人の、主体性のなさでしょうね。 みどりのくつした