ロンドンからパリへ飛行機で入り、ユースへ向かう途中の地下鉄のホームに降りる階段の途中でした。
時間も経ち20時位になりあせっていたのか、初めてのパリで降車駅はどっちのホームかなと思って普通は行き先の案内とかがあるの見つけられずに、とりあえずホームにスーツケースを抱えて降りて行きましたがすぐに電車が入ってきたので乗り過ごし、人気がなくなってから次に来た若い男に訪ねましたが、その時本人もわからなかったのか、登り用にはあるエスカレーターに乗るように促され、次から来た別の人に聞いてくれて、結局反対側のホームであることがわかりました。
それでその男に礼を言って別れ、逆のホームに階段を降りてる時に、別れたはずの男が声をかけてきて洋服の後ろに「何かがついてると」それで洋服を見てみるとツバがついていて、その直後に上から落ちてくるみたいな感じで天井を見るように促されて・・・、ハッツと気づいた瞬間、肩にかけていたショルダーバッグがなくなってるのです。
追いかけようにも大きなスーツケースもあるしで、全くはずされたことに気づかなかったのです。その間5,6秒かと。以前TVで同様のスリの手口なんかは見て知ってたのですがまんまとやられたわけです。
たまたま道を尋ねた相手だったので、こちらも注意が甘くなっていたのは事実ですし、そこを狙ったのであれば本当に許せません。
ましてやそのバッグには異国からの移動でしたのでパスポート、エアチケット等が入っていて最悪旅行を止めて帰るしかないかと悲しくなりましたが翌日領事館に出向き、その2日後には新規のパスポートを受け取る事ができ旅行を続ける事ができました。しかしパスポート、エアチケットの再発行等に2日近くの時間を要したので予定の変更はかなりありましたが、いい戒めだと思っています。
今回の件で、まず道を聞くにはまず身なりのしっかりとしてる人、男性だったらスーツ着てるビジネスマンぽいとか、あとはやっぱり長いワイヤー等で体やスーツケースと引っ掛けておくとか後悔先に立たずなのですがくれぐれもこれから旅立たれる方は注意して下さい。
またパスポート紛失のためにも戸籍謄本のコピーや写真(現地でもとれますが)も持参してると最短で申請して翌日は受け取る所もあるようですのでこちらも検討してみて下さい。