Visitor Travelcard

Family Travelcardに決められたようですが、Visitor Travelcardについても補足しておきます。

今年の2月の運賃改定の際にTravelcardの種類が整理されました。それまでは一般のTravelcardとは別に海外でのみ(例外あり)購入可能なVisitor Travelcardがありました。

一般のTravelcardとの違い(2005年2月以前)は以下の通りです。
有効期間　一般 　1日, 7日, Weekend(週末の連続する2日間),
Visitor 3日, 4日, 7日(1日, 2日用も過去にあり)
Zone 一般　　選択肢が豊富
　　　　　Visitor Zone1-6, Zone1-2
Photocard 一般　　7 Day(Zone1,Zone2, Zone1-2を除く)は必要
　　　　　Visitor 全て不要

特典　　　Visitor 主な観光施設の割引クーポン

以前Visitor Travelcardと一般のTravelcard比較したところVisitor Travelcardに価格的メリットはほとんどなく、利用日数や乗車時間帯を考慮するとかえって割高なケースもありました。
需要がなかったのか今年2月に3 Day Travelcardが導入された際にWeekend Travelcardとともに廃止されました。

そのかわり海外からの旅行客はTransport for Londonの公式サイトを通して一般のTravelcardを購入できるようになりました(送料無料)。一部の旅行代理店ではVisitor Travelcardを引き続き販売しているところもあるようですが、在庫がなくなり次第終了となります(2006年3月以降は利用不可)。でも個人的には日本出発前に購入するメリットを感じません。

なおPhotocardですが数年前から規定が少しずつ緩和され、大人に関しては原則不要(例外あり)になりました。

さて大英博物館周辺に宿泊されるようですが、地下鉄が一部区間不通のため、市内観光の際は通常の方法とは異なる手段で移動しなければいけないケースも出てきます。Londonの公共交通機関(バスを含む)には比較的精通している(思い込み?)なので、もし移動方法などで分からないことがあれば遠慮なく質問してください。