駆け足のイタリア旅行から戻りました。
仕事終えた足で成田へ向かい夜便に乗り、
現地に3泊、そしてまた夜便で帰国という3泊6日の旅。
3年ほど前の3月に1度訪れたことのあるアグリトゥーリズモ、
ブリケッラ農園の料理担当者のラウラさんがこの春来日し
料理を教わりに行ったときに、農園のオーナーの宮川氏に、
葡萄の収穫期はいいですよ~、とお聞きして
すっかり行く気になったのがこの旅のきっかけ。
私が、1人で葡萄の収穫期のブリケッラ農園へ行くと話したら、
うちのダンナも連れてって~、と友人が言うので、
(彼女のところには14歳の老猫がいて、2人揃っての旅行は無理。
彼女は10月にバリ島に行くので、今回は旦那様を行かせてあげようと思ったようです)
まあ、日頃から宴会を一緒にやっている仲なので、
部屋さえシングル2つを取れば問題はないでしょうとOK。
ローマに朝着き、彼にとっては初イタリアなので、ローマをざざっと案内して回り、
それから列車に乗って海沿いを北上。
3時間弱でカンピーリア・マリッティマと言う駅に着き、
タクシーで、スヴェレートにある農園に着いたのは夕方7時15分。
その日は、地元ヨットクラブの催し物で、
カンティーナ(ワインセラー)見学と味見の会をやっていました。
貴方たちも一緒にどぞ、と言われ早速合流。
エノロゴ(醸造家)のステファノは、
前回会った時の農民スタイルではなく、ちょっぴりおめかししていました。
オフィスで働く、バルバラちゃんもいつもよりお洒落して。
カンティーナを回りながら、
醸造の方針やワインの造り方(熟成・貯蔵方法など)を説明してくれ、
そのあと、ダイニング・ルームでワインの味見。
味見と言っても、ちょっぴり飲むのではなく、
ワインパーティーなのでした。
初めに白を2種類開けて、そのあと赤も2種類。
食べ物は、ブッフェ・スタイルです。
前菜は、いろいろな種類のブルスケッタ
(ペペローネやポルチーニ、ナス、レバー・・・)
そしてファロ(スペルト小麦)のサラダ。
プリモとして、ズッパ(スープ)とお料理担当のラウラが行ってたけど、
いろいろな野菜や豆が煮込んであり、パンを入れて汁を吸わせてある
全く汁気のない料理。
(リボリータのようなもの)
セコンドには、牛肉をローストして切り分けたものに、茶色になるまで炒めた玉葱を乗せたものと、
同じくローストした豚肉の切り分けたものに、 ソテーしたポルチーニを乗せたもの。
付け合せに、緑と白のインゲンのソテー。
調子に乗って初めからバンバン飛ばして、
ガンガン飲んだら、お腹いっぱ~~~い!!!になりました。
でもドルチェのアプリコット・タルトもちゃんと食べましたよ。
この農園、簡素で美しく、畑は広々としていて本当にいい気持ち。
でもこの夜雨が降ったので、2日は葡萄を収穫できないとかで、
(水っぽくなるのだそう)
翌日は、畑を歩いて葡萄をつまみ食いできただけでした。
一緒に収穫したかったのに、残念!